出エジプト記 30

香をたく祭壇

1 アカシヤ材で香をたく祭壇を造りなさい。

2 寸法は縦一アンマ、横一アンマの正方形に、高さ二アンマとする。そして、四隅に角を祭壇から生えるように作る。

3 祭壇の上の面と四つの側面と角を純金で覆い、側面に金の飾り縁を作る。

4 二個の金環を作り、それを金の飾り縁の下の両側に相対するように取り付け、担ぐための棒を差し入れる環とする。

5 この棒もアカシヤ材で作り、金で覆う。

6 それを掟の箱を隔てる垂れ幕の手前に置く。この掟の箱の上の贖いの座の前でわたしはあなたと会う。

7 アロンはその祭壇で香草の香をたく。すなわち、毎朝ともし火を整えるとき、

8 また夕暮れに、ともし火をともすときに、香をたき、代々にわたって主の御前に香りの献げ物を絶やさぬようにする。

9 あなたたちはその上で規定に反した香や焼き尽くす献げ物、穀物の献げ物、ぶどう酒の献げ物などをささげてはならない。

10 アロンは年に一度、この香をたく祭壇の四隅の角に贖罪の献げ物の血を塗って、罪の贖いの儀式を行う。代々にわたって、年に一度、その所で罪の贖いの儀式を行う。この祭壇は主にとって神聖なものである。

命の代償

11 主はモーセに仰せになった。

12 あなたがイスラエルの人々の人口を調査して、彼らを登録させるとき、登録に際して、各自は命の代償を主に支払わねばならない。登録することによって彼らに災いがふりかからぬためである。

13 登録が済んだ者はすべて、聖所のシェケルで銀半シェケルを主への献納物として支払う。一シェケルは二十ゲラに当たる。

14 登録を済ませた二十歳以上の男子は、主への献納物としてこれを支払う。

15 あなたたちの命を贖うために主への献納物として支払う銀は半シェケルである。豊かな者がそれ以上支払うことも、貧しい者がそれ以下支払うことも禁じる。

16 あなたがイスラエルの人々から集めた命の代償金は臨在の幕屋のために用いる。それは、イスラエルの人々が主の御前で覚えられるために、あなたたちの命を贖うためである。

手足を清める

17 主はモーセに仰せになった。

18 洗い清めるために、青銅の洗盤とその台を作り、臨在の幕屋と祭壇の間に置き、水を入れなさい。

19 アロンとその子らは、その水で手足を洗い清める。

20 すなわち、臨在の幕屋に入る際に、水で洗い清める。死を招くことのないためである。また、主に燃やしてささげる献げ物を煙にする奉仕のために祭壇に近づくときにも、

21 手足を洗い清める。死を招くことのないためである。これは彼らにとっても、子孫にとっても、代々にわたって守るべき不変の定めである。

聖別の油

22 主はモーセに仰せになった。

23 上質の香料を取りなさい。すなわち、ミルラの樹脂五百シェケル、シナモンをその半量の二百五十シェケル、匂い菖蒲二百五十シェケル、

24 桂皮を聖所のシェケルで五百シェケル、オリーブ油一ヒンである。

25 あなたはこれらを材料にして聖なる聖別の油を作る。すなわち、香料師の混ぜ合わせ方に従って聖なる聖別の油を作る。

26 それを以下のものに注ぐ。すなわち、臨在の幕屋、掟の箱、

27 机とそのすべての祭具、燭台とその祭具、香をたく祭壇、

28 焼き尽くす献げ物の祭壇とそのすべての祭具、洗盤とその台。

29 あなたがこれらを聖別すると、神聖なものとなる。それに触れたものは、みな聖なるものとなる。

30 アロンとその子らにこの油を注いで、彼らを聖別し、祭司としてわたしに仕えさせなさい。

31 イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。聖なる聖別の油は、代々にわたってわたしのために使うべきものである。

32 一般の人の体に注いだり、同じ割合のものを作ってはならない。それは聖なるものであるから、聖なるものとして扱いなさい。

33 類似したものを混ぜ合わせて、一般の人に塗る者は、その民から断たれる。

香料

34 主はモーセに言われた。以下の香料、すなわち、ナタフ香、シェヘレト香、ヘルベナ香、これらの香料と純粋な乳香をそれぞれ同量取り、

35 香を作りなさい。すなわち、香料師の混ぜ合わせ方に従ってよく混ぜ合わせた、純粋な、聖なる香を作る。

36 その一部を細かく砕いて粉末にし、粉末の一部を、臨在の幕屋の中の掟の箱の前に置く。わたしはそこであなたに会う。これはあなたたちにとって神聖なものである。

37 同じ割合で作った香を私用に使ってはならない。あなたは、それを主に対して聖なるものとしなければならない。

38 また、類似したものを作って、香りを楽しもうとする者は、すべてその民から断たれる。

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出エジプト記 31

技術者の任命

1 主はモーセにこう仰せになった。

2 見よ、わたしはユダ族のフルの孫、ウリの子ベツァルエルを名指しで呼び、

3 彼に神の霊を満たし、どのような工芸にも知恵と英知と知識をもたせ、

4 金、銀、青銅による細工に意匠をこらし、

5 宝石をはめ込み、木に彫刻するなど、すべての工芸をさせる。

6 わたしはダン族のアヒサマクの子オホリアブを、彼の助手にする。わたしは、心に知恵あるすべての者の心に知恵を授け、わたしがあなたに命じたものをすべて作らせる。

7 すなわち、臨在の幕屋、掟の箱、その箱の上の贖いの座、幕屋のすべての祭具、

8 机とその祭具、純金の燭台とそのすべての祭具、香をたく祭壇、

9 焼き尽くす献げ物の祭壇とそのすべての祭具、洗盤とその台、

10 祭司アロンのために織った衣服と祭服、アロンの子らが祭司として仕えるときの衣服、

11 聖別の油、聖所でたく香ばしい香である。彼らはわたしが命じたとおりに作らねばならない。

安息日を厳守せよ

12 主はモーセに言われた。

13 あなたは、イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。あなたたちは、わたしの安息日を守らねばならない。それは、代々にわたってわたしとあなたたちとの間のしるしであり、わたしがあなたたちを聖別する主であることを知るためのものである。

14 安息日を守りなさい。それは、あなたたちにとって聖なる日である。それを汚す者は必ず死刑に処せられる。だれでもこの日に仕事をする者は、民の中から断たれる。

15 六日の間は仕事をすることができるが、七日目は、主の聖なる、最も厳かな安息日である。だれでも安息日に仕事をする者は必ず死刑に処せられる。

16 イスラエルの人々は安息日を守り、それを代々にわたって永遠の契約としなさい。

17 これは、永遠にわたしとイスラエルの人々との間のしるしである。主は六日の間に天地を創造し、七日目に御業をやめて憩われたからである。

18 主はシナイ山でモーセと語り終えられたとき、二枚の掟の板、すなわち、神の指で記された石の板をモーセにお授けになった。

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出エジプト記 32

金の子牛

1 モーセが山からなかなか下りて来ないのを見て、民がアロンのもとに集まって来て、「さあ、我々に先立って進む神々を造ってください。エジプトの国から我々を導き上った人、あのモーセがどうなってしまったのか分からないからです」と言うと、

2 アロンは彼らに言った。「あなたたちの妻、息子、娘らが着けている金の耳輪をはずし、わたしのところに持って来なさい。」

3 民は全員、着けていた金の耳輪をはずし、アロンのところに持って来た。

4 彼はそれを受け取ると、のみで型を作り、若い雄牛の鋳像を造った。すると彼らは、「イスラエルよ、これこそあなたをエジプトの国から導き上ったあなたの神々だ」と言った。

5 アロンはこれを見て、その前に祭壇を築き、「明日、主の祭りを行う」と宣言した。

6 彼らは次の朝早く起き、焼き尽くす献げ物をささげ、和解の献げ物を供えた。民は座って飲み食いし、立っては戯れた。

7 主はモーセに仰せになった。「直ちに下山せよ。あなたがエジプトの国から導き上った民は堕落し、

8 早くもわたしが命じた道からそれて、若い雄牛の鋳像を造り、それにひれ伏し、いけにえをささげて、『イスラエルよ、これこそあなたをエジプトの国から導き上った神々だ』と叫んでいる。」

9 主は更に、モーセに言われた。「わたしはこの民を見てきたが、実にかたくなな民である。

10 今は、わたしを引き止めるな。わたしの怒りは彼らに対して燃え上がっている。わたしは彼らを滅ぼし尽くし、あなたを大いなる民とする。」

11 モーセは主なる神をなだめて言った。「主よ、どうして御自分の民に向かって怒りを燃やされるのですか。あなたが大いなる御力と強い御手をもってエジプトの国から導き出された民ではありませんか。

12 どうしてエジプト人に、『あの神は、悪意をもって彼らを山で殺し、地上から滅ぼし尽くすために導き出した』と言わせてよいでしょうか。どうか、燃える怒りをやめ、御自分の民にくだす災いを思い直してください。

13 どうか、あなたの僕であるアブラハム、イサク、イスラエルを思い起こしてください。あなたは彼らに自ら誓って、『わたしはあなたたちの子孫を天の星のように増やし、わたしが与えると約束したこの土地をことごとくあなたたちの子孫に授け、永久にそれを継がせる』と言われたではありませんか。」

14 主は御自身の民にくだす、と告げられた災いを思い直された。

15 モーセが身を翻して山を下るとき、二枚の掟の板が彼の手にあり、板には文字が書かれていた。その両面に、表にも裏にも文字が書かれていた。

16 その板は神御自身が作られ、筆跡も神御自身のものであり、板に彫り刻まれていた。

17 ヨシュアが民のどよめく声を聞いて、モーセに、「宿営で戦いの声がします」と言うと、

18 モーセは言った。「これは勝利の叫び声でも/敗戦の叫び声でもない。わたしが聞くのは歌をうたう声だ。」

19 宿営に近づくと、彼は若い雄牛の像と踊りを見た。モーセは激しく怒って、手に持っていた板を投げつけ、山のふもとで砕いた。

20 そして、彼らが造った若い雄牛の像を取って火で焼き、それを粉々に砕いて水の上にまき散らし、イスラエルの人々に飲ませた。

21 モーセはアロンに、「この民があなたに一体何をしたというので、あなたはこの民にこんな大きな罪を犯させたのか」と言うと、

22 アロンは言った。「わたしの主よ、どうか怒らないでください。この民が悪いことはあなたもご存じです。

23 彼らはわたしに、『我々に先立って進む神々を造ってください。我々をエジプトの国から導き上った人、あのモーセがどうなってしまったのか分からないからです』と言いましたので、

24 わたしが彼らに、『だれでも金を持っている者は、それをはずしなさい』と言うと、彼らはわたしに差し出しました。わたしがそれを火に投げ入れると、この若い雄牛ができたのです。」

25 モーセはこの民が勝手なふるまいをしたこと、アロンが彼らに勝手なふるまいをさせて、敵対する者の嘲りの種となったことを見ると、

26 宿営の入り口に立ち、「だれでも主につく者は、わたしのもとに集まれ」と言った。レビの子らが全員彼のもとに集まると、

27 彼らに、「イスラエルの神、主がこう言われる。『おのおの、剣を帯び、宿営を入り口から入り口まで行き巡って、おのおの自分の兄弟、友、隣人を殺せ』」と命じた。

28 レビの子らは、モーセの命じたとおりに行った。その日、民のうちで倒れた者はおよそ三千人であった。

29 モーセは言った。「おのおの自分の子や兄弟に逆らったから、今日、あなたたちは主の祭司職に任命された。あなたたちは今日、祝福を受ける。」

30 翌日になって、モーセは民に言った。「お前たちは大きな罪を犯した。今、わたしは主のもとに上って行く。あるいは、お前たちの罪のために贖いができるかもしれない。」

31 モーセは主のもとに戻って言った。「ああ、この民は大きな罪を犯し、金の神を造りました。

32 今、もしもあなたが彼らの罪をお赦しくださるのであれば……。もし、それがかなわなければ、どうかこのわたしをあなたが書き記された書の中から消し去ってください。」

33 主はモーセに言われた。「わたしに罪を犯した者はだれでも、わたしの書から消し去る。

34 しかし今、わたしがあなたに告げた所にこの民を導いて行きなさい。見よ、わたしの使いがあなたに先立って行く。しかし、わたしの裁きの日に、わたしは彼らをその罪のゆえに罰する。」

35 主は民がアロンに若い雄牛を造らせたので、民を打たれたのである。

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出エジプト記 33

民の嘆き

1 主はモーセに仰せになった。「さあ、あなたも、あなたがエジプトの国から導き上った民も、ここをたって、わたしがアブラハム、イサク、ヤコブに誓って、『あなたの子孫にそれを与える』と言った土地に上りなさい。

2 わたしは、使いをあなたに先立って遣わし、カナン人、アモリ人、ヘト人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人を追い出す。

3 あなたは乳と蜜の流れる土地に上りなさい。しかし、わたしはあなたの間にあって上ることはしない。途中であなたを滅ぼしてしまうことがないためである。あなたはかたくなな民である。」

4 民はこの悪い知らせを聞いて嘆き悲しみ、一人も飾りを身に着けなかった。

5 主がモーセに、「イスラエルの人々に告げなさい。『あなたたちはかたくなな民である。わたしがひとときでも、あなたの間にあって上るならば、あなたを滅ぼしてしまうかもしれない。直ちに、身に着けている飾りを取り去りなさい。そうすれば、わたしはあなたをどのようにするか考えよう』」と言われたので、

6 イスラエルの人々は、ホレブ山をたって後、飾りをはずした。

臨在の幕屋

7 モーセは一つの天幕を取って、宿営の外の、宿営から遠く離れた所に張り、それを臨在の幕屋と名付けた。主に伺いを立てる者はだれでも、宿営の外にある臨在の幕屋に行くのであった。

8 モーセが幕屋に出て行くときには、民は全員起立し、自分の天幕の入り口に立って、モーセが幕屋に入ってしまうまで見送った。

9 モーセが幕屋に入ると、雲の柱が降りて来て幕屋の入り口に立ち、主はモーセと語られた。

10 雲の柱が幕屋の入り口に立つのを見ると、民は全員起立し、おのおの自分の天幕の入り口で礼拝した。

11 主は人がその友と語るように、顔と顔を合わせてモーセに語られた。モーセは宿営に戻ったが、彼の従者である若者、ヌンの子ヨシュアは幕屋から離れなかった。

民と共に行かれる主

12 モーセは主に言った。「あなたはわたしに、『この民を率いて上れ』と言われました。しかし、わたしと共に遣わされる者をお示しになりません。あなたは、また、『わたしはあなたを名指しで選んだ。わたしはあなたに好意を示す』と言われました。

13 お願いです。もしあなたがわたしに御好意を示してくださるのでしたら、どうか今、あなたの道をお示しください。そうすれば、わたしはどのようにして、あなたがわたしに御好意を示してくださるか知りうるでしょう。どうか、この国民があなたの民であることも目にお留めください。」

14 主が、「わたしが自ら同行し、あなたに安息を与えよう」と言われると、

15 モーセは主に言った。「もし、あなた御自身が行ってくださらないのなら、わたしたちをここから上らせないでください。

16 一体何によって、わたしとあなたの民に御好意を示してくださることが分かるでしょうか。あなたがわたしたちと共に行ってくださることによってではありませんか。そうすれば、わたしとあなたの民は、地上のすべての民と異なる特別なものとなるでしょう。」

17 主はモーセに言われた。「わたしは、あなたのこの願いもかなえよう。わたしはあなたに好意を示し、あなたを名指しで選んだからである。」

主の栄光

18 モーセが、「どうか、あなたの栄光をお示しください」と言うと、

19 主は言われた。「わたしはあなたの前にすべてのわたしの善い賜物を通らせ、あなたの前に主という名を宣言する。わたしは恵もうとする者を恵み、憐れもうとする者を憐れむ。」

20 また言われた。「あなたはわたしの顔を見ることはできない。人はわたしを見て、なお生きていることはできないからである。」

21 更に、主は言われた。「見よ、一つの場所がわたしの傍らにある。あなたはその岩のそばに立ちなさい。

22 わが栄光が通り過ぎるとき、わたしはあなたをその岩の裂け目に入れ、わたしが通り過ぎるまで、わたしの手であなたを覆う。

23 わたしが手を離すとき、あなたはわたしの後ろを見るが、わたしの顔は見えない。」

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出エジプト記 34

戒めの再授与

1 主はモーセに言われた。「前と同じ石の板を二枚切りなさい。わたしは、あなたが砕いた、前の板に書かれていた言葉を、その板に記そう。

2 明日の朝までにそれを用意し、朝、シナイ山に登り、山の頂でわたしの前に立ちなさい。

3 だれもあなたと一緒に登ってはならない。山のどこにも人の姿があってはならず、山のふもとで羊や牛の放牧もしてはならない。」

4 モーセは前と同じ石の板を二枚切り、朝早く起きて、主が命じられたとおりシナイ山に登った。手には二枚の石の板を携えていた。

5 主は雲のうちにあって降り、モーセと共にそこに立ち、主の御名を宣言された。

6 主は彼の前を通り過ぎて宣言された。「主、主、憐れみ深く恵みに富む神、忍耐強く、慈しみとまことに満ち、

7 幾千代にも及ぶ慈しみを守り、罪と背きと過ちを赦す。しかし罰すべき者を罰せずにはおかず、父祖の罪を、子、孫に三代、四代までも問う者。」

8 モーセは急いで地にひざまずき、ひれ伏して、

9 言った。「主よ、もし御好意を示してくださいますならば、主よ、わたしたちの中にあって進んでください。確かにかたくなな民ですが、わたしたちの罪と過ちを赦し、わたしたちをあなたの嗣業として受け入れてください。」

10 主は言われた。「見よ、わたしは契約を結ぶ。わたしはあなたの民すべての前で驚くべき業を行う。それは全地のいかなる民にもいまだかつてなされたことのない業である。あなたと共にいるこの民は皆、主の業を見るであろう。わたしがあなたと共にあって行うことは恐るべきものである。

11 わたしが、今日命じることを守りなさい。見よ、わたしはあなたの前から、アモリ人、カナン人、ヘト人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人を追い出す。

12 よく注意して、あなたがこれから入って行く土地の住民と契約を結ばないようにしなさい。それがあなたの間で罠とならないためである。

13 あなたたちは、彼らの祭壇を引き倒し、石柱を打ち砕き、アシェラ像を切り倒しなさい。

14 あなたはほかの神を拝んではならない。主はその名を熱情といい、熱情の神である。

15 その土地の住民と契約を結ばないようにしなさい。彼らがその神々を求めて姦淫を行い、その神々にいけにえをささげるとき、あなたを招き、あなたはそのいけにえを食べるようになる。

16 あなたが彼らの娘を自分の息子にめとると、彼女たちがその神々と姦淫を行い、あなたの息子たちを誘ってその神々と姦淫を行わせるようになる。

17 あなたは鋳像の神々を造ってはならない。

18 あなたは除酵祭を守りなさい。七日の間、アビブの月の定めの日に、わたしが命じた酵母を入れないパンを食べなさい。アビブの月に、あなたはエジプトを出たからである。

19 初めに胎を開くものはすべて、わたしのものである。あなたの家畜である牛や羊の初子が雄であるならば、すべて別にしなければならない。

20 ただし、ろばの初子の場合は、小羊をもって贖わねばならない。もし贖わない場合は、その首を折りなさい。あなたの初子のうち、男の子はすべて贖わねばならない。何も持たずに、わたしの前に出てはならない。

21 あなたは六日の間働き、七日目には仕事をやめねばならない。耕作の時にも、収穫の時にも、仕事をやめねばならない。

22 あなたは、小麦の収穫の初穂の時に、七週祭を祝いなさい。年の終わりに、取り入れの祭りを祝いなさい。

23 年に三度、男子はすべて、主なるイスラエルの神、主の御前に出ねばならない。

24 わたしはあなたの前から国々の民を追い出し、あなたの国境を広くするが、あなたが年に三度、あなたの神、主の御前に出るために上るとき、だれもあなたの土地を侵すことはないであろう。

25 あなたは、わたしにささげるいけにえの血を、酵母を入れたパンと共にささげてはならない。過越祭のいけにえは翌朝まで残しておいてはならない。

26 あなたは、土地の最上の初物をあなたの神、主の宮に携えて来なければならない。あなたは子山羊をその母の乳で煮てはならない。」

27 主はモーセに言われた。「これらの言葉を書き記しなさい。わたしは、これらの言葉に基づいてあなたと、またイスラエルと契約を結ぶ。」

28 モーセは主と共に四十日四十夜、そこにとどまった。彼はパンも食べず、水も飲まなかった。そして、十の戒めからなる契約の言葉を板に書き記した。

モーセの顔の光

29 モーセがシナイ山を下ったとき、その手には二枚の掟の板があった。モーセは、山から下ったとき、自分が神と語っている間に、自分の顔の肌が光を放っているのを知らなかった。

30 アロンとイスラエルの人々がすべてモーセを見ると、なんと、彼の顔の肌は光を放っていた。彼らは恐れて近づけなかったが、

31 モーセが呼びかけると、アロンと共同体の代表者は全員彼のもとに戻って来たので、モーセは彼らに語った。

32 その後、イスラエルの人々が皆、近づいて来たので、彼はシナイ山で主が彼に語られたことをことごとく彼らに命じた。

33 モーセはそれを語り終わったとき、自分の顔に覆いを掛けた。

34 モーセは、主の御前に行って主と語るときはいつでも、出て来るまで覆いをはずしていた。彼は出て来ると、命じられたことをイスラエルの人々に語った。

35 イスラエルの人々がモーセの顔を見ると、モーセの顔の肌は光を放っていた。モーセは、再び御前に行って主と語るまで顔に覆いを掛けた。

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出エジプト記 35

安息日の厳守

1 モーセはイスラエルの人々の共同体全体を集めて言った。「これは主が行うよう命じられた言葉である。

2 六日の間は仕事をすることができるが、第七日はあなたたちにとって聖なる日であり、主の最も厳かな安息日である。その日に仕事をする者はすべて死刑に処せられる。

3 安息日には、あなたたちの住まいのどこででも火をたいてはならない。」

幕屋建設の準備

4 モーセはイスラエルの人々の共同体全体に告げた。「これは主が命じられた言葉である。

5 あなたたちの持ち物のうちから、主のもとに献納物を持って来なさい。すべて進んで心からささげようとする者は、それを主への献納物として携えなさい。すなわち、金、銀、青銅、

6 青、紫、緋色の毛糸、亜麻糸、山羊の毛、

7 赤く染めた雄羊の毛皮、じゅごんの皮、アカシヤ材、

8 ともし火のための油、聖別の油と香草の香とに用いる種々の香料、

9 エフォドや胸当てにはめ込む縞めのうの石やその他の宝石類である。

10 また、あなたたちのうちの、心に知恵のある者をすべて集めて、主が命じられた物をことごとく作らせなさい。

11 すなわち、幕屋、天幕、覆い、留め金、壁板、横木、柱、台座、

12 掟の箱とそれを担ぐ棒、贖いの座、至聖所の垂れ幕、

13 机とそれを担ぐ棒、そのすべての祭具、供えのパン、

14 燭台とその祭具、ともし火皿、灯油、

15 香をたく祭壇とそれを担ぐ棒、聖別の油、香草の香、幕屋の入り口に掛ける幕、

16 焼き尽くす献げ物の祭壇とそれに付く青銅の格子、それを担ぐ棒、およびそのすべての祭具、洗盤と台、

17 庭の幔幕とその柱と台座、庭の入り口の幕、

18 幕屋の杭と庭の杭、およびその綱、

19 聖所で仕えるための衣服、祭司アロンのための祭服、その子らが祭司として仕えるための衣服がそれである。」

20 イスラエルの人々の共同体全体はモーセの前を去った。

21 心動かされ、進んで心からする者は皆、臨在の幕屋の仕事とすべての作業、および祭服などに用いるために、主への献納物を携えて来た。

22 進んで心からする者は皆、男も女も次々と襟留め、耳輪、指輪、首飾り、およびすべての金の飾りを携えて来て、みな金の献納物として主にささげた。

23 青、紫、緋色の毛糸、亜麻糸、山羊の毛、赤く染めた雄羊の毛皮、およびじゅごんの皮を持っている者も皆、それを携えて来た。

24 銀や青銅を献納物としようとする者は皆、それを主への献納物として携えて来た。また、アカシヤ材を持っている者は皆、奉仕の仕事のためにそれを携えて来た。

25 心に知恵を持つ女は皆、自分の手で紡ぎ、紡いだ青、紫、緋色の毛糸および亜麻糸を携えて来た。

26 心動かされ、知恵に満ちた女たちは皆、山羊の毛を紡いだ。

27 指導者たちはエフォドや胸当てにはめ込むラピス・ラズリやその他の宝石類、

28 香料、灯油、聖別の油、および香草の香を携えて来た。

29 モーセを通じて主が行うようお命じになったすべての仕事のために、進んで心からするイスラエルの人々は、男も女も皆、随意の献げ物を主に携えて来た。

30 モーセはイスラエルの人々に言った。「見よ、主は、ユダ族のフルの孫、ウリの子ベツァルエルを名指しで呼び、

31 彼に神の霊を満たし、どのような工芸にも知恵と英知と知識を持たせ、

32 金、銀、青銅による細工に意匠をこらし、

33 宝石をはめ込み、木に彫刻するなど、すべての細かい工芸に従事させ、

34 更に、人を教える力をお与えになった。主は、彼とダン族のアヒサマクの子オホリアブに、

35 知恵の心を満たして、すべての工芸に従事させ、彫刻師、意匠を考案する者、更に、青、紫、緋色の毛糸、亜麻糸を使ってつづれ織や縁取りをする者など、あらゆる種類の工芸に従事する者とし、意匠を考案する者とされた。

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出エジプト記 36

1 ベツァルエルとオホリアブ、および知恵と英知を主から授けられ、聖所の建設のすべての仕事を行うに必要な知識を与えられた、心に知恵のある者は、すべて主が命じられたとおり、作業に当たらねばならない。」

2 モーセは、ベツァルエルとオホリアブ、および主から心に知恵を授けられた、心に知恵のあるすべての者、すなわち、心動かされたすべての者をこの仕事に従事させるために呼び集めた。

3 彼らは、イスラエルの人々が聖所建設の仕事を行うために携えて来たすべての献納物を、モーセから受け取ったが、人々はなおも、毎朝、随意の献げ物を彼のもとに携えて来たので、

4 聖所のあらゆる仕事に携わる知恵のある者は皆、それぞれの仕事場を離れて来て、

5 モーセに言った。「この民は、主がお命じになった仕事のために、必要以上の物を携えて来ます。」

6 モーセが宿営に、「男も女も、聖所の献納物のためにこれ以上努める必要はない」との命令を伝えさせたので、民は携えて行くのをやめた。

7 既にささげられた物は、作業全体を仕上げるのに十分で有り余るほどあった。

幕屋を覆う幕

8 仕事に従事する者のうち、心に知恵のある者はすべて、幕屋に用いる十枚の幕を織った。すなわち、亜麻のより糸、青、紫、緋色の毛糸を使って意匠家の描いたケルビムの模様を織り上げた。

9 一枚の幕は長さ二十八アンマ、幅四アンマで、すべての幕を同じ寸法にした。

10 五枚の幕をつづり合わせ、他の五枚も同じようにした。

11 青い糸の輪を作り、一方のつづり合わせたものの端に当たる幕の縁と、もう一方のつづり合わせたものの最後の幕の縁とにそれを並べ、

12 一方の幕について五十の輪、他方のつづり合わせたものの幕にも五十の輪を作り、それぞれが合うように並べて付けた。

13 そこに、五十の金の留め金を作り、両方の幕をそれらで留め合わせた。こうして幕屋を一つに仕上げた。

14 次に、山羊の毛を使って十一枚の幕を作り、幕屋を覆う天幕とした。

15 一枚の幕は長さ三十アンマ、幅四アンマで、十一枚の幕をすべて同じ寸法にした。

16 そのうちの五枚をつづり合わせたものと、残りの六枚をつづり合わせたものを作った。

17 五十の輪を作り、つづり合わせたものの端に当たる幕の縁に付け、もう一方のつづり合わせたものの端に当たる幕の縁にも五十の輪を付けた。

18 そこに、五十の青銅の留め金を作り、天幕をつづり合わせて一つにした。

19 最後に、赤く染めた雄羊の皮で天幕の覆いを作り、更にその上をじゅごんの皮の覆いでおおった。

幕屋の壁板と横木

20 次に、幕屋の壁板をアカシヤ材で縦方向に使って作った。

21 一枚の壁板は縦十アンマ、横一・五アンマ、

22 それぞれの壁板に二つの柄を作って隣の壁板とつなぎ合わせた。幕屋の壁板全部に同じものを作った。

23 幕屋の壁板は南側に二十枚を並べ、

24 二十枚の壁板の下にはめるために銀の台座四十個を作った。すなわち、一枚の板の下に作る二つのほぞに合うように二個の台座を、それぞれの壁板の下に置いた。

25 幕屋の他の側面、すなわち北側にも二十枚の壁板を並べ、

26 四十個の銀の台座を作り、壁板一枚につき二個の割りでそれぞれの壁板の下に置いた。

27 幕屋の後ろ、すなわち西側には六枚の壁板を並べ、

28 更に二枚の板を作って、幕屋の両方の隅とした。

29 壁板は、下部では二つずつに分かれているが、上部は箍で一つに連ねられていた。両方の隅は同じように作った。

30 従って、西側の壁板は八枚となり、銀の台座は壁板一枚につき二個の割りで計十六個であった。

31 次に、アカシヤ材で横木を作った。幕屋の一方の側の壁板に五本、

32 もう一方の側の壁板に五本、また西側、つまり後ろ側の壁板に五本用いた。

33 壁板の中央の高さに位置する横木は、壁板の端から端まで渡した。

34 金箔で壁板を覆い金環に横木を通し、その横木も金箔で覆った。

至聖所の垂れ幕

35 次に、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って、意匠家の描いたケルビムの模様の垂れ幕を作り、

36 金箔で覆ったアカシヤ材の四本の柱の金の鉤に掛けた。柱のために四つの銀の台座を鋳造した。

天幕の入り口の幕

37 次に、天幕の入り口に掛ける幕を作り、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使ってつづれ織を作った。

38 また、五本の柱と鉤を作った。柱の上部と桁とは金箔で覆い、五つの台座は青銅で作った。

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出エジプト記 37

掟の箱

1 ベツァルエルはアカシヤ材で箱を作った。寸法は縦二・五アンマ、横一・五アンマ、高さ一・五アンマ。

2 純金で内側も外側も覆い、周囲に金の飾り縁を作った。

3 次に、四つの金環を鋳造し、箱の四隅の脚に、すなわち、箱の両側に二つずつ付けた。

4 箱を担ぐために、アカシヤ材で棒を作り、それを金で覆い、

5 箱の両側に付けた環に通した。

贖いの座

6 次に、贖いの座を純金で作り、寸法は縦二・五アンマ、横一・五アンマとした。

7 打ち出し作りで、一対の金のケルビムを作り、贖いの座の両端、

8 すなわち一つを一方の端に、もう一つを他の端に付けた。一対のケルビムを贖いの座の一部としてその両端に作った。

9 一対のケルビムは向かい合い、顔を贖いの座に向け、翼を広げてこれを覆った。

10 次に、アカシヤ材で机を作り、寸法は縦二アンマ、横一アンマ、高さ一・五アンマとした。

11 それを純金で覆い、金の飾り縁を作った。

12 また、一トファの幅の枠で四本の脚を補強し、枠にも金の飾り縁を作った。

13 四つの金環を鋳造し、それぞれの脚の外側に付けた。

14 すなわち枠の高さに付け、机を担ぐ棒を通す環とした。

15 アカシヤ材で棒を作って金で覆い、机を担ぐ棒とした。

16 また、机で用いる祭具を作り、ぶどう酒の献げ物をささげるのに用いる皿、柄杓、水差し、小瓶を純金で作った。

燭台

17 彼は純金で燭台を作った。燭台は、打ち出し作りとし、台座と支柱、萼と節と花弁が一体であった。

18 六本の支柱が左右に出るように作り、一方に三本、他方に三本付けた。

19 一本の支柱にはアーモンドの形をした萼と節と花弁を付け、もう一本の支柱にも三つのアーモンドの花の形をした萼と節と花弁を付けた。燭台から分かれ出ている六本の支柱を同じように作った。

20 燭台の主柱には四つのアーモンドの花の形をした萼と節と花弁を付けた。

21 節は、支柱が対になって出ている所に一つ、その次に支柱が対になっている所に一つ、またその次に支柱が対になって出ている所に一つと、燭台の主柱から出ている六本の支柱の付け根の所に作った。

22 これらの節と支柱は主柱と一体をなし、燭台全体は一枚の純金の打ち出し作りであった。

23 次に、七個のともし火皿、芯切り鋏、火皿を純金で作った。

24 燭台とこれらすべての祭具は重さ一キカルの純金で作った。

香をたく祭壇

25 彼はアカシヤ材で香をたく祭壇を造った。寸法は縦一アンマ、横一アンマの正方形に、高さ二アンマとした。そして、その四隅の角を祭壇から生えるように作った。

26 祭壇の上の面と四つの側面と角を純金で覆い、金の飾り縁を作った。

27 また、二個の金環を作り、それを金の飾り縁の下の両側に相対するように取り付け、担ぐための棒を差し入れる環とした。

28 この棒もアカシヤ材で作り、金で覆った。

29 また、聖なる聖別の油と、香料師の混ぜ合わせ方に従って純粋な香草の香を作った。

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出エジプト記 38

祭壇

1 彼はアカシヤ材で焼き尽くす献げ物の祭壇を造り、縦五アンマ、横五アンマの正方形、高さは三アンマとした。

2 その祭壇の四隅にそれぞれ角を作って、祭壇から生えているようにし、全体を青銅で覆った。

3 また、祭壇で使われるすべての祭具、壺、十能、鉢、肉刺し、火皿などの祭具はみな青銅で作った。

4 格子は祭壇の半ばの高さにある、張り出した棚の下の部分に付け、青銅の網目作りとした。

5 四つの環を鋳造し、青銅の格子の四隅に付け、棒を通す所とした。

6 彼はアカシヤ材で棒を作り、それを青銅で覆い、

7 棒を祭壇の両側の環に差し入れて祭壇を担ぐために用いた。祭壇は板で造り、中を空洞にした。

8 更に、青銅の洗盤と台を作ったが、それは臨在の幕屋の入り口で務めをする婦人たちの青銅の鏡で作った。

幕屋を囲む庭

9 彼は庭を造り、庭の南側に亜麻のより糸で織った長さ百アンマの幔幕を張った。

10 そのために、二十本の柱と二十個の台座を青銅で作り、柱の鉤と桁は銀で作った。

11 北側にも、長さ百アンマの幔幕を張り、二十本の柱と二十個の台座は青銅で、柱の鉤と桁は銀で作った。

12 西側には幅五十アンマの幔幕を張り、十本の柱と十個の台座を作り、柱の鉤と桁は銀で作った。

13 東側の幅も五十アンマとし、

14 十五アンマの幔幕と三本の柱と三個の台座によって右に、

15 同じく、十五アンマの幔幕と三本の柱と三個の台座によって左に張った。それらは、庭の門の両側に置いた。

16 庭の周囲の幔幕はすべて亜麻のより糸で織った。

17 柱の台座は青銅、柱の鉤と桁は銀、柱頭は銀で覆われ、庭の柱はすべて銀の桁でつなぎ合わされていた。

18 庭の入り口には、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸で織ったつづれ織の長さ二十アンマ、高さあるいは幅五アンマの幕を張り、庭の幔幕に合うようにした。

19 四本の柱と四個の台座は青銅で、鉤は銀、その柱頭と桁は銀で覆った。

20 幕屋と庭の周囲の杭はすべて青銅で作った。

幕屋の建設材料の記録

21 以下、掟の幕屋である幕屋建設の記録は、モーセの命令により、祭司アロンの子イタマルの監督のもとに、レビ人が担当した。

22 ユダ族のフルの孫、ウリの子ベツァルエルは、主がモーセに命じられたことをことごとく行い、

23 ダン族のアヒサマクの子オホリアブは彼を助け、彫刻師、意匠を考案する者および青、紫、緋色の毛糸、および亜麻糸を使ってつづれ織をする者となった。

24 仕事、すなわち聖所のあらゆる仕事に用いられた金の総額は、奉納物の金が聖所のシェケルで二十九キカル七百三十シェケル、

25 共同体に登録された者のささげた銀が聖所のシェケルで百キカル千七百七十五シェケルであり、

26 この額は二十歳以上の登録された者の総数、六十万三千五百五十人が一人当たり一ベカ、すなわち聖所のシェケルで半シェケルをささげたものに当たる。

27 銀百キカルは聖所と垂れ幕の台座を鋳造するために使われ、台座一個につき銀一キカル、百個の台座に銀百キカルを必要とした。

28 また、銀千七百七十五シェケルは、柱の鉤を作り、柱頭を覆い、また柱を桁でつなぐために使われた。

29 また、奉納物の青銅は七十キカル二千四百シェケルあり、

30 それを使って臨在の幕屋の入り口の台座、青銅の祭壇とその青銅の格子、祭壇のためのすべての祭具、

31 庭の周囲の台座、庭の門の台座、および幕屋と庭の周囲のすべての杭を作った。

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出エジプト記 39

アロンの祭服

1 彼らは主がモーセに命じられたとおり、青、紫、緋色の毛糸を使って、聖所で仕えるために織った衣服を作った。すなわち、アロンの祭服を作った。

エフォド

2 エフォドは金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って作った。

3 すなわち、金を延ばし、金箔を作って細い糸にし、これを青、紫、緋色の毛糸、および亜麻糸の中に織り込んで意匠家の描いた模様を作り、

4 その両端に肩ひもを付けた。

5 付け帯は、主がモーセに命じられたとおり、エフォドと同じように、金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って作った。

6 彼らは、イスラエルの子らの名を印章に彫るように彫りつけたラピス・ラズリの回りに、金で縁取りをし、

7 それを、主がモーセに命じられたとおり、それぞれエフォドの肩ひもに付け、イスラエルの子らのための記念の石とした。

胸当て

8 次に、金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って、エフォドと同じように、意匠家の描いた模様の胸当てを織った。

9 それは、縦横それぞれ一ゼレトの真四角なものとし、二重にした。

10 それに宝石を四列に並べて付けた。第一列ルビートパーズエメラルド

11 第二列ざくろ石サファイアジャスパー

12 第三列オパールめのう紫水晶

13 第四列藍玉ラピス・ラズリ碧玉/これらの宝石を並べたものの回りに金で縁取りした。

14 これらの宝石はイスラエルの子らの名を表して十二個あり、それぞれの宝石には、十二部族に従ってそれぞれの名が印章に彫るように彫りつけられた。

15 次に、組みひも状にねじった純金の鎖を作り、胸当てに付けた。

16 更に、金の縁取り細工二個と金環二個を作り、二本の金の鎖を胸当ての両端に、

17 すなわち、二本の金の鎖をそれぞれ胸当ての端の二個の金環に通し、

18 二本の鎖の両端を金の縁取り細工に結び付け、エフォドの肩ひもの外側に取り付けた。

19 また、別の二個の金環を作って、おのおのを胸当ての下の端、つまりエフォドと接するあたりの裏側に取り付けた。

20 更に、別の二個の金環を作り、それを二本のエフォドの肩ひもの下、すなわち、エフォドの付け帯のすぐ上、そのつなぎ目のあたりの外側に取り付けた。

21 胸当ては、主がモーセに命じられたとおり、その環とエフォドの環を青いねじりひもで結び、それがエフォドの付け帯の上に来るようにし、胸当てがエフォドからはずれないようにした。

上着

22 また、エフォドと共に着る、縁取りをした上着を青一色の布で作った。

23 その上着の真ん中に穴をあけ、そのへりは革の鎧の襟のようにして破れないようにした。

24 上着の裾の回りには、青、紫、緋色の毛糸のより糸でねじったざくろの飾りを付けた。

25 また、純金の鈴を作って、それを上着の裾の回りのざくろの飾りの間に付けた。

26 鈴の次にざくろの飾り、鈴の次にざくろの飾りと、上着の裾の回りに付けた。これは、主がモーセに命じられたとおりに仕えるためであった。

その他の衣服

27 また、アロンとその子らのために、縁取りをした亜麻の長い服、

28 亜麻のターバン、亜麻の美しいターバン、亜麻のより糸で織ったズボン、

29 亜麻のより糸で織った飾り帯、すなわち青、紫、緋色の毛糸を使ったつづれ織を作った。主がモーセに命じられたとおりであった。

30 また、純金の花模様の聖なる額当てを作り、その上に印章に彫るように「主の聖なる者」と彫った。

31 この額当てに青いねじりひもを付け、ターバンに当てて結んだ。主がモーセに命じられたとおりであった。

幕屋建設の準備完了

32 幕屋、つまり臨在の幕屋の作業はすべて完了した。イスラエルの人々は主がモーセに命じられたとおり、すべてそのとおり行った。

33 彼らは幕屋をモーセのもとに運んで来た。すなわち、天幕とすべての祭具、壁板、留め金、横木、柱、台座、

34 赤く染めた雄羊の毛皮の覆い、じゅごんの皮の覆い、至聖所の垂れ幕、

35 掟の箱と棒、贖いの座、

36 机、およびそのすべての祭具と供えのパン、

37 純金の燭台とともし火皿、すなわち一列に並べるともし火皿、およびそのすべての祭具と灯油、

38 金の祭壇、聖別の油、香草の香、天幕の入り口の幕、

39 青銅の祭壇と青銅の格子、棒とそのすべての祭具、洗盤と台、

40 庭の幔幕、その柱と台座、庭の入り口の幕、綱と杭、および臨在の幕屋で行われる幕屋の務めに必要なすべての祭具、

41 聖所で仕えるために織った衣服、すなわち、祭司アロンのための祭服、およびその子らが祭司として仕えるための衣服を運んで来た。

42 イスラエルの人々は主がモーセに命じられたとおりに、すべての作業を行った。

43 モーセがそのすべての仕事を見たところ、彼らは主が命じられたとおり、そのとおり行っていたので、モーセは彼らを祝福した。

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