レビ記 7

1 賠償の献げ物についての指示は次のとおりである。これは神聖なものである。

2 賠償の献げ物は焼き尽くす献げ物を屠る場所で屠る。血は祭壇の四つの側面に注ぎかける。

3 脂肪は全部切り取ってささげる。それは脂尾、内臓を覆っている脂肪、

4 二つの腎臓とそれに付着する腰のあたりの脂肪、腎臓と共に切り取った肝臓の尾状葉である。

5 祭司はこれを祭壇で燃やして主にささげ、煙にする。これが賠償の献げ物である。

6 祭司の家系につながる男子は皆、これを食べることができる。これは聖域で食べねばならない。これは神聖なものである。

7 贖罪の献げ物も賠償の献げ物も指示は同じであって、献げ物は罪を贖う儀式を執行する祭司のものである。

8 祭司がある人の焼き尽くす献げ物をささげる場合、その皮は祭司のものである。

9 また、かまどで焼いたり、平鍋や鉄板で作られた穀物の献げ物はすべて、これをささげる祭司のものである。

10 穀物の献げ物は、オリーブ油を混ぜたものも乾いたものもすべて、アロンの子ら全員のものであり、公平に分け合わねばならない。

和解の献げ物の施行細則

11 主にささげる和解の献げ物についての指示は次のとおりである。

12 それを感謝の献げ物としてささげる場合、献げ物にする動物のほかに、オリーブ油を混ぜて焼いた小麦粉の輪形のパン、オリーブ油を塗った薄焼きパン、上等の小麦粉にオリーブ油を混ぜて練って輪形にした物をささげる。

13 奉納者はこの和解と感謝の献げ物のほかに、更に酵母を入れて作った輪形のパンをささげる。

14 彼はそれぞれの献げ物から一個ずつを奉納物として主にささげる。これは、献げ物の血を祭壇に注ぎかける祭司のものとなる。

15 和解と感謝の献げ物の肉はささげられた日に食べねばならない。一部でも、翌朝まで残してはならない。

16 和解の献げ物を満願の献げ物ないしは随意の献げ物としてささげる場合は、ささげた日にそれを食べ、翌日にもその残りを食べることができる。

17 しかしこの残りの肉は三日目には焼き捨てねばならない。

18 もし三日たった残りの肉を食べるならば、これをささげた者は神に受け入れられない。また献げ物は神への献げ物と見なされず、不浄なものとなる。この肉を食べた者はすべて、その罪を負わねばならない。

19 汚れたものに触れた肉は一切食べてはならない。これは焼き捨てねばならない。清い者はすべて肉を食べることができる。

20 しかし汚れた状態にある者が、主にささげられた和解の献げ物の肉を食べるならば、その人は自分が属する民から断たれる。

21 人体から生じた汚れであれ、汚れた動物、汚れた爬虫類であれ、何か汚れたものに触れた後に、主にささげられた和解の献げ物の肉を食べるならば、その人は自分が属する民から断たれる。

22 主はまたモーセに仰せになった。

23 イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。牛、羊、山羊の脂肪を食べてはならない。

24 自然に死んだ動物や、野獣に殺された動物の脂肪は、いかなる用途に使ってもよいが、食べてはならない。

25 燃やして主にささげる物の脂肪を食べる者はすべて自分が属する民から断たれる。

26 あなたたちがどこに住もうとも、鳥類および動物の血は決して食用に供してはならない。

27 血を食用に供する者はすべて自分が属する民から断たれる。

28 主はモーセに仰せになった。

29 イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。和解の献げ物を主にささげる者は、その中から次のものを主にささげよ。

30 彼は燃やして主にささげる物を自分の手にささげ持つ。すなわち胸の肉に脂肪を載せてささげる。奉納する胸の肉は主の御前に奉納物とする。

31 祭司は脂肪を祭壇で燃やして煙にするが、胸の肉はアロンとその子らのものとなる。

32 あなたたちはこの和解の献げ物のうち、右後ろ肢を礼物として祭司に与えなさい。

33 右後ろ肢は、アロンの子らのうちで和解の献げ物の血と脂肪をささげる祭司のものである。

34 なぜなら奉納物の胸の肉と献納物の右後ろ肢は、イスラエルの民がささげる和解の献げ物のうちから、わたしが取り分けて、祭司アロンとその子らに与えたものだからである。これはイスラエルの人々が守るべき不変の定めである。

35 これは、アロンとその子らが燃やして主にささげる物のうちから受けるよう定められた分であり、祭司として主にささげられた日に定められたのである。

36 これは主が彼らを祭司に任命した日に、これらの分を彼らに与えるようイスラエルの人々に命じられたものであり、代々にわたって守るべき不変の定めである。

37 以上は焼き尽くす献げ物、穀物の献げ物、贖罪の献げ物、賠償の献げ物、任職の献げ物、和解の献げ物についての指示であって、

38 主がシナイ山においてモーセに命じられたものである。主はこの日、シナイの荒れ野において、イスラエルの人々に以上の献げ物を主にささげよと命じられたのである。

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レビ記 8

祭司の聖別の任職式

1 主はモーセに仰せになった。

2 アロンとその子らに、祭服、聖別の油、贖罪の献げ物の雄牛一頭、雄羊二匹と酵母を入れないパンを入れた籠を携えて来させなさい。

3 また共同体全員を臨在の幕屋の入り口に召集しなさい。

4 モーセが主の命じられたとおりに行うと、共同体は臨在の幕屋の入り口に集まった。

5 モーセは共同体全員に向かって、これは主の命じられたことであると言った。

6 モーセはアロンとその子らを進み出させて、彼らを水で清めた。

7 そしてアロンに長い服を着せ、飾り帯を付け、上着を着せ、更にその上にエフォドを掛け、その付け帯で締めた。

8 次に胸当てを付けさせ、それにウリムとトンミムを入れた。

9 また頭にターバンを巻き、その正面に聖別の印の黄金の花を付けた。主がモーセに命じられたとおりである。

10 続いてモーセは聖別の油を幕屋とその中のすべてのものに注いで清め、

11 その油の一部を祭壇に七度振りまき、祭壇とすべての祭具、洗盤およびその台に注ぎかけて聖別した。

12 次に、聖別の油の一部をアロンの頭に注ぎ、彼を聖別し、

13 続いて主の命じられたとおり、モーセはアロンの子らを進み出させ、彼らに長い服を着せ、飾り帯を締め、頭にターバンを巻いた。

14 モーセが贖罪の献げ物の雄牛を引いて来させると、アロンとその子らは手を献げ物にする牛の頭に置いた。

15 モーセはそれを屠り、血を取って指で祭壇の四隅の角に塗って祭壇を清め、残りの血は祭壇の基に流した。モーセはこのように罪を贖う儀式により祭壇を聖別した。

16 次に、牛の内臓に付着するすべての脂肪、肝臓の尾状葉、脂肪に覆われた二つの腎臓を取り、モーセは祭壇の上で燃やして煙にした。

17 しかし牛のほかの部分、つまり皮、肉、胃の中身などは主の命じられたとおり、宿営の外で焼却した。

18 モーセが次に、焼き尽くす献げ物の雄羊を引いて来させると、アロンとその子らはその頭に手を置いた。

19 モーセはそれを屠り、血を祭壇の四つの側面に注ぎかけた。

20 次にその羊を各部に分割し、頭と分割した各部と脂肪を燃やし、

21 更に水で洗った内臓と四肢を祭壇で燃やして、雄羊全部を煙にした。これが主の命じられたとおりの焼き尽くす献げ物であり、燃やして主にささげる宥めの香りである。

22 モーセがもう一匹の雄羊を任職の献げ物として引いて来させると、アロンとその子らはその頭に手を置いた。

23 モーセはそれを屠り、その血の一部を取ってアロンの右の耳たぶ、右手の親指、右足の親指に塗った。

24 モーセは更にアロンの子らを進み出させ、血の一部を彼らの右の耳たぶ、右手の親指、右足の親指に塗った。そして血を祭壇の四つの側面に注ぎかけた。

25 次に、脂肪と脂尾と内臓に付着するすべての脂肪、肝臓の尾状葉と脂肪に覆われた二つの腎臓と右後ろ肢を切り取り、

26 更に主の御前に置いてある酵母を入れないパンの籠から、酵母を入れずに焼いた輪形のパン一個、オリーブ油を混ぜて作った輪形パン一個、薄焼きパン一個を取り、脂肪と右後ろ肢の上に置いた。

27 これらすべてをアロンとその子らの手にささげ持たせ、奉納物として主の御前にささげさせた。

28 モーセは彼らの手からこれらを受け取ると、焼き尽くす献げ物の上に載せ、祭壇で燃やして煙にした。これが任職の献げ物であって、燃やして主にささげる宥めの香りである。

29 次にモーセは胸の肉を取り、主の御前に奉納物とした。主がモーセに命じられたとおり、これは任職の献げ物の雄羊のうちからモーセが受けるべき分であった。

30 次に、モーセは聖別の油と祭壇の上にある血を取って、まずアロンとその子らに、次いで彼らの祭服に振りまいて、アロンとその祭服、彼と共にいるその子らとその祭服を聖別した。

31 モーセはアロンとその子らに言った。アロンとその子らはそれを食べよ、とわたしが命じたとおりに、あなたたちは献げ物の肉を臨在の幕屋の入り口で煮て、それを任職の献げ物の籠に入れてあるパンと共に食べなさい。

32 肉およびパンの残りは焼却しなさい。

33 あなたたちは七日にわたる任職の期間が完了するまでは、臨在の幕屋の入り口を離れてはならない。任職式は七日を要するからである。

34 今日執り行ったことは、あなたたちのために罪を贖う儀式を執行せよという主の御命令によるのである。

35 あなたたちは臨在の幕屋の入り口にとどまり、七日の間、昼夜を徹して、主の託せられたことを守り、死ぬことのないようにしなさい。わたしはそのように命じられている。

36 アロンとその子らは、モーセを通して主が命じられたことすべてを、そのとおり実施した。

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レビ記 9

アロンによる献げ物の初執行

1 八日目に、モーセはアロンとその子ら、およびイスラエルの長老たちを呼び集め、

2 アロンに言った。無傷の若い雄牛を贖罪の献げ物として、また同じく無傷の雄羊を焼き尽くす献げ物として、主の御前に引いて来なさい。

3 またイスラエルの人々にこう告げなさい。雄山羊を贖罪の献げ物として、無傷で一歳の雄の子牛と小羊を焼き尽くす献げ物として、

4 また雄牛と雄羊を和解の献げ物として主の御前にささげ、更にオリーブ油を混ぜた穀物の献げ物をささげなさい。今日、主はあなたたちに顕現される。

5 彼らがモーセに命じられたとおりの献げ物を臨在の幕屋の前に持って来ると、共同体全体は進み出て、主の御前に立った。

6 モーセは言った。これは主があなたたちに命じられたことであり、主の栄光があなたたちに現れるためなのである。

7 モーセはアロンに言った。祭壇に進み出て、あなたの贖罪の献げ物と焼き尽くす献げ物とをささげて、あなたと民の罪を贖う儀式を行い、また民の献げ物をささげて、彼らの罪を贖う儀式を行いなさい。これは主が命じられたことである。

8 アロンは祭壇に進み出て、自分の贖罪の献げ物として若い雄牛を屠った。

9 アロンの子らが血をアロンに手渡すと、彼は指を血に浸して祭壇の四隅の角に塗り、残りの血を祭壇の基に流した。

10 また献げ物の脂肪と腎臓と肝臓の尾状葉を、主がモーセに命じられたとおり、祭壇で燃やして煙にした。

11 しかしその肉と皮は宿営の外で焼却した。

12 アロンは次に、自分の焼き尽くす献げ物を屠った。アロンの子らが血を彼に渡すと、彼はそれを祭壇の四つの側面に注ぎかけた。

13 彼らが分割した献げ物の各部と頭を渡すと、彼は祭壇で燃やして煙にした。

14 アロンは内臓と四肢を洗って、祭壇の焼き尽くす献げ物の上に置き、燃やして煙にした。

15 その後、アロンは民の献げ物をささげた。すなわち民の贖罪の献げ物として雄山羊を取って屠り、さきに自分のためにしたと同じように、贖罪の儀式を行った。

16 次に、焼き尽くす献げ物の動物を引いて来て、規定に従ってささげた。

17 また穀物の献げ物をささげ、そのうちの一つかみを取り、朝の焼き尽くす献げ物に加えて祭壇で燃やして煙にした。

18 更に民の和解の献げ物として雄牛と雄羊を屠った。アロンの子らがその血を渡すと、彼はそれを祭壇の四つの側面に注ぎかけた。

19 また彼らが雄牛と雄羊の脂肪、すなわち脂尾、内臓を覆う脂肪、腎臓、肝臓の尾状葉を、

20 胸の肉に載せて祭壇に運ぶと、アロンはその脂肪を燃やして煙にした。

21 また胸の肉と右後ろ肢は、主がモーセに命じられたとおり主の御前に奉納物とした。

アロンの祝福

22 アロンは手を上げて民を祝福した。彼が贖罪の献げ物、焼き尽くす献げ物、和解の献げ物をささげ終えて、壇を下りると、

23 モーセとアロンは臨在の幕屋に入った。彼らが出て来て民を祝福すると、主の栄光が民全員に現れた。

24 そのとき主の御前から炎が出て、祭壇の上の焼き尽くす献げ物と脂肪とをなめ尽くした。これを見た民全員は喜びの声をあげ、ひれ伏した。

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レビ記 10

祭司ナダブとアビフの違反

1 アロンの子のナダブとアビフはそれぞれ香炉を取って炭火を入れ、その上に香をたいて主の御前にささげたが、それは、主の命じられたものではない、規定に反した炭火であった。

2 すると、主の御前から火が出て二人を焼き、彼らは主の御前で死んだ。

3 モーセがアロンに、「『わたしに近づく者たちに、わたしが聖なることを示し、すべての民の前に栄光を現そう』と主が言われたとおりだ」と言うと、アロンは黙した。

4 モーセはアロンのおじウジエルの子、ミシャエルとエルツァファンを呼び寄せて、「進み出てきて、あなたのいとこたちを聖所から宿営の外に運び出せ」と命じた。

5 彼らは進み出て、モーセの命令に従い、祭服を着たままの二人を宿営の外に運び出した。

6 モーセは、アロンとその子エルアザルとイタマルに言った。髪をほどいたり、衣服を裂いたりするな。さもないと、あなたたちまでが死を招き、更に共同体全体に神の怒りが及ぶであろう。あなたたちの兄弟であるイスラエルの家はすべて、主の火によって焼き滅ぼされたことを悲しむがよい。

7 しかし、あなたたちは決して臨在の幕屋の入り口から出てはならない。さもないと死を招くことになる。あなたたちは主の聖別の油を注がれた身だからである。彼らはモーセの命じたとおりにした。

8 主はアロンに仰せになった。

9 あなたであれ、あなたの子らであれ、臨在の幕屋に入るときは、ぶどう酒や強い酒を飲むな。死を招かないためである。これは代々守るべき不変の定めである。

10 あなたたちのなすべきことは、聖と俗、清いものと汚れたものを区別すること、

11 またモーセを通じて主が命じられたすべての掟をイスラエルの人々に教えることである。

12 モーセはアロンと生き残ったエルアザルとイタマルに命じた。主に燃やしてささげた穀物の献げ物の残りで酵母を入れないパンを作り、祭壇の傍らで食べよ。それは神聖なものだからである。

13 それを聖域で食べよ。これは主に燃やしてささげたものの残りで、あなたとあなたの子らに与えられた分である。わたしはそう命じられている。

14 奉納物の胸の肉と献納物の右後ろ肢は、あなたとあなたと共にいるあなたの息子、娘が清い場所で食べることができる。これはイスラエルの人々がささげる和解の献げ物のうち、あなたとあなたの子らに与えられた分である。

15 献納物の右後ろ肢と奉納物の胸の肉は、燃やしてささげる脂肪と共に主の御前に奉納物とせよ。そうすれば、主が命じられたとおり、あなたとあなたと共にいる子らに永久に与えられた分となる。

16 モーセは贖罪の献げ物の雄山羊を捜し回ったが、既に燃やし尽くされていた。モーセは怒って、生き残ったアロンの子エルアザルとイタマルに問いただした。

17 「なぜ贖罪の献げ物を聖域で食べなかったのか。あれは神聖なものであり、共同体の罪を取り除き、主の御前で彼らの罪を贖う儀式を行うためにあなたたちに与えられたものである。

18 あなたたちは、血を聖所に持って行かなかったのだから、命じられたとおりに、聖所の中で食べるべきであった。」

19 アロンはモーセに答えた。「確かにあの者たちは今日、贖罪の献げ物と焼き尽くす献げ物を主の御前にささげました。しかし、わたしにこのようなことが起きてしまいました。わたしが今日、贖罪の献げ物を食べたとしたら、果たして主に喜ばれたでしょうか。」

20 モーセはこれを聞いて納得した。

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レビ記 11

清いものと汚れたものに関する規定

1 主はモーセとアロンにこう仰せになった。

2 イスラエルの民に告げてこう言いなさい。地上のあらゆる動物のうちで、あなたたちの食べてよい生き物は、

3 ひづめが分かれ、完全に割れており、しかも反すうするものである。

4 従って反すうするだけか、あるいは、ひづめが分かれただけの生き物は食べてはならない。らくだは反すうするが、ひづめが分かれていないから、汚れたものである。

5 岩狸は反すうするが、ひづめが分かれていないから、汚れたものである。

6 野兎も反すうするが、ひづめが分かれていないから、汚れたものである。

7 いのししはひづめが分かれ、完全に割れているが、全く反すうしないから、汚れたものである。

8 これらの動物の肉を食べてはならない。死骸に触れてはならない。これらは汚れたものである。

9 水中の魚類のうち、ひれ、うろこのあるものは、海のものでも、川のものでもすべて食べてよい。

10 しかしひれやうろこのないものは、海のものでも、川のものでも、水に群がるものでも、水の中の生き物はすべて汚らわしいものである。

11 これらは汚らわしいものであり、その肉を食べてはならない。死骸は汚らわしいものとして扱え。

12 水の中にいてひれやうろこのないものは、すべて汚らわしいものである。

13 鳥類のうちで、次のものは汚らわしいものとして扱え。食べてはならない。それらは汚らわしいものである。禿鷲、ひげ鷲、黒禿鷲、

14 鳶、隼の類、

15 烏の類、

16 鷲みみずく、小みみずく、虎ふずく、鷹の類、

17 森ふくろう、魚みみずく、大このはずく、

18 小きんめふくろう、このはずく、みさご、

19 こうのとり、青鷺の類、やつがしら鳥、こうもり。

20 羽があり、四本の足で動き、群れを成す昆虫はすべて汚らわしいものである。

21 ただし羽があり、四本の足で動き、群れを成すもののうちで、地面を跳躍するのに適した後ろ肢を持つものは食べてよい。

22 すなわち、いなごの類、羽ながいなごの類、大いなごの類、小いなごの類は食べてよい。

23 しかし、これ以外で羽があり、四本の足をもち、群れを成す昆虫はすべて汚らわしいものである。

24 以下の場合にはあなたたちは汚れる。死骸に触れる者はすべて夕方まで汚れる。

25 また死骸を持ち運ぶ者もすべて夕方まで汚れる。衣服は水洗いせよ。

26 ひづめはあるが、それが完全に割れていないか、あるいは反すうしない動物はすべて汚れたものである。それに触れる者もすべて汚れる。

27 四本の足で歩くが、足の裏の膨らみで歩く野生の生き物はすべて汚れたものである。その死骸に触れる者も夕方まで汚れる。

28 死骸を持ち運ぶ者は夕方まで汚れる。衣服は水洗いせよ。それらは汚れたものである。

29 地上を這う爬虫類は汚れている。もぐらねずみ、とびねずみ、とげ尾とかげの類、

30 やもり、大とかげ、とかげ、くすりとかげ、カメレオン。

31 以上は爬虫類の中で汚れたものであり、その死骸に触れる者はすべて夕方まで汚れる。

32 これらの生き物の一つが死んで、何かの品物の上に落ちた場合、それが木の器、衣服、皮、袋、その他何であれ道具であるなら、汚れる。それは水に浸しておかねばならない。夕方まで汚れるが、それ以後は清い。

33 その死骸が土器の中に落ちた場合、その中のものはすべて汚れる。その土器は壊す。

34 この器の中の水がかかった食物はすべて汚れる。またその器の水を飲んだ場合、汚れる。

35 これらの死骸の一つが、かまどや焜炉に落ちたならば、それらを壊す。汚れたからである。それは汚れたものになる。

36 しかし泉やため池に死骸が落ちた場合、その水は清いままである。ただし、その中の死骸に触れた者は汚れる。

37 それらの死骸の一つが種もみに落ちた場合、種もみは清いままである。

38 しかし種もみが水に浸されていて、その上に死骸が落ちた場合、種もみは汚れる。

39 食用の家畜が死んだとき、その死骸に触れた者は夕方まで汚れる。

40 その死骸の一部でも食べた者は、その衣服を水洗いせよ。その人は夕方まで汚れている。またその死骸を持ち運んだ者も衣服を水洗いせよ。夕方まで汚れているからである。

41 地上を這う爬虫類はすべて汚らわしいものである。食べてはならない。

42 すなわち、腹で這うもの、四本ないし更に多くの足で歩くものなど、地上を這う爬虫類はすべて食べてはならない。汚らわしいものである。

43 あなたたちはこれらすべての爬虫類によって自分自身を汚らわしいものとしてはならない。これらによって汚れ、それによって身を汚してはならない。

44 わたしはあなたたちの神、主である。あなたたちは自分自身を聖別して、聖なる者となれ。わたしが聖なる者だからである。地上を這う爬虫類によって自分を汚してはならない。

45 わたしはあなたたちの神になるために、エジプトの国からあなたたちを導き上った主である。わたしは聖なる者であるから、あなたたちも聖なる者となりなさい。

46 以上は動物、鳥類、魚類、および地上を這うすべての生き物についての指示であり、

47 汚れたものと清いもの、食べてよい生き物と食べてはならない生き物とを区別するためである。

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レビ記 12

出産についての規定

1 主はモーセに仰せになった。

2 イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。妊娠して男児を出産したとき、産婦は月経による汚れの日数と同じ七日間汚れている。

3 八日目にはその子の包皮に割礼を施す。

4 産婦は出血の汚れが清まるのに必要な三十三日の間、家にとどまる。その清めの期間が完了するまでは、聖なる物に触れたり、聖所にもうでたりしてはならない。

5 女児を出産したとき、産婦は月経による汚れの場合に準じて、十四日間汚れている。産婦は出血の汚れが清まるのに必要な六十六日の間、家にとどまる。

6 男児もしくは女児を出産した産婦の清めの期間が完了したならば、産婦は一歳の雄羊一匹を焼き尽くす献げ物とし、家鳩または山鳩一羽を贖罪の献げ物として臨在の幕屋の入り口に携えて行き、祭司に渡す。

7 祭司がそれを主の御前にささげて、産婦のために贖いの儀式を行うと、彼女は出血の汚れから清められる。これが男児もしくは女児を出産した産婦についての指示である。

8 なお産婦が貧しくて小羊に手が届かない場合は、二羽の山鳩または二羽の家鳩を携えて行き、一羽を焼き尽くす献げ物とし、もう一羽を贖罪の献げ物とする。祭司が産婦のために贖いの儀式を行うと、彼女は清められる。

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レビ記 13

皮膚病

1 主はモーセとアロンに仰せになった。

2 もし、皮膚に湿疹、斑点、疱疹が生じて、皮膚病の疑いがある場合、その人を祭司アロンのところか彼の家系の祭司の一人のところに連れて行く。

3 祭司はその人の皮膚の患部を調べる。患部の毛が白くなっており、症状が皮下組織に深く及んでいるならば、それは重い皮膚病である。祭司は、調べた後その人に「あなたは汚れている」と言い渡す。

4 しかし、皮膚の疱疹が白くて症状が皮下組織に深く及んではおらず、患部の毛も白くなっていなければ、祭司は患者を一週間隔離する。

5 七日目に祭司が調べて、患部が以前のままで、広がっていなければ、もう一週間隔離する。

6 七日目に再び調べ、症状が治まっていて、広がっていなければ、祭司はその人に「あなたは清い」と言い渡す。それは発疹にすぎない。その人は衣服を水洗いし、清くなる。

7 しかし、祭司に見てもらい、清いと言い渡された後に、その発疹が皮膚に広がったならば、その人はもう一度祭司のところに行く。

8 祭司が調べて、確かに発疹が皮膚に広がっているならば、その人に「あなたは汚れている」と言い渡す。それは重い皮膚病である。

9 重い皮膚病にかかった疑いのある人は、祭司のもとに連れて行かれる。

10 祭司が調べて、皮膚に白い湿疹が生じ、その患部の毛が白くなっており、湿疹の部分の肉がただれているならば、

11 皮膚は慢性皮膚病にかかっている。祭司はその人に「あなたは汚れている」と言い渡す。その人が汚れているのは明らかであるから、隔離してみる必要はない。

12 もし、この皮膚病が皮膚に生じていて、祭司が見るかぎり、頭から足の先まで患者の全身を覆っているようならば、

13 祭司はそれを調べ、確かに全身を覆っているならば、「患者は清い」と言い渡す。全身が白くなっていれば、その人は清いのである。

14 ただし、皮膚がただれ始めるときから、その人は汚れた者となる。

15 祭司はただれた皮膚を見たならば、その人に「あなたは汚れている」と言い渡す。ただれた肉は汚れており、それは重い皮膚病である。

16 しかし、そのただれた肉が再び白くなるならば、その人は祭司のところに行く。

17 祭司が調べて、確かに患部が白くなっているならば、「患者は清い」と言い渡す。その人は清いのである。

18 もし、皮膚に生じた炎症が一度治ってから、

19 その跡に再び炎症が起きて、白い湿疹か、赤みがかった白の疱疹ができたならば、その人は祭司にその個所を見せる。

20 祭司が調べて、確かに症状が皮下組織にまで及んでいて、その部分の毛が白くなっているならば、祭司はその人に「あなたは汚れている」と言い渡す。これは炎症の跡に生じた重い皮膚病である。

21 しかし、調べてみて、患部の毛が白くなっておらず、症状が皮下組織にまで及んでいなくて、治まっているならば、祭司はその人を一週間隔離する。

22 もし、それが皮膚に広がるならば、祭司はその人に「あなたは汚れている」と言い渡す。それは重い皮膚病である。

23 もし、疱疹に変化がなく、広がらなければ、それは炎症の跡である。祭司はその人に「あなたは清い」と言い渡す。

24 皮膚にやけどをして、それがただれて、赤みがかった白か、白の疱疹となった場合、

25 祭司がそれを調べ、疱疹の部分の毛が白く、それが皮下組織に深く及んでいるならば、それはやけどの跡に広がった重い皮膚病である。祭司はその人に「あなたは汚れている」と言い渡す。それは重い皮膚病である。

26 しかし、調べてみて、疱疹の部分の毛が白くなっておらず、症状が皮下組織にまで及んでいなくて、治まっているならば、祭司はその人を一週間隔離して、

27 七日目に調べる。症状が皮膚に広がっているならば、祭司はその人に「あなたは汚れている」と言い渡す。それは重い皮膚病である。

28 しかし、その部分の疱疹に変化がなく、皮膚に広がることもなく、治まっているならば、それはやけどの跡に生じた湿疹である。祭司はその人に「あなたは清い」と言い渡す。それはやけどの跡である。

29 男であれ、女であれ、頭かあごに皮膚病の症状が現れたときは、

30 祭司はそれを調べる。症状が皮下組織に深く及んでおり、その毛が薄く黄色みを帯びているならば、祭司はその人に「あなたは汚れている」と言い渡す。それは白癬で、頭やあごにできる重い皮膚病である。

31 祭司が調べて、白癬の症状が皮下組織に深く及んでいるようには見えないが、その部分に黒い毛が全くなければ、祭司はこの患者を一週間隔離する。

32 七日目に調べて、白癬が広がっておらず、患部に黄色みを帯びた毛がなく、白癬が皮下組織に深く及んでいるように見えなければ、

33 患者は自分で患部の周りの毛をそり落とす。祭司はその人を更に一週間隔離する。

34 七日目に調べて、白癬が皮膚に広がっておらず、皮下組織に深く及んでいなければ、祭司はその人に「あなたは清い」と言い渡す。彼は衣服を水洗いし、清くなる。

35 もしその人が清められた後、白癬が再び皮膚に広がった場合、

36 祭司はそれを調べ、皮膚に広まっておれば、黄色みを帯びた毛を探すまでもない。その人は汚れている。

37 しかし、白癬に変化がなく、そこに黒い毛が生えてきているならば、白癬は治ったのであり、患者は清い。祭司はその人に「あなたは清い」と言い渡す。

38 男であれ、女であれ、皮膚に白い疱疹ができたならば、

39 祭司はその個所を調べる。その疱疹がにぶい白色ならば、それは白皮症が皮膚に広がっているのであって、その人は清い。

40 もし、頭部の毛が落ちて、後頭部がはげても、その人は清い。

41 もし、前頭部の毛が落ちて、そこがはげても、その人は清い。

42 しかし、前頭部であれ、後頭部であれ、はげたところに赤みがかった白い症状が出たならば、前頭部、後頭部を問わずそれは重い皮膚病である。

43 祭司はそれを調べ、皮膚に出る重い皮膚病に似た赤みがかった白い湿疹の症状が前頭部、あるいは後頭部に生じているならば、

44 その人は重い皮膚病にかかっており、汚れている。祭司はその人に「あなたは確かに汚れている」と言い渡す。頭部にこの症状が出ているからである。

45 重い皮膚病にかかっている患者は、衣服を裂き、髪をほどき、口ひげを覆い、「わたしは汚れた者です。汚れた者です」と呼ばわらねばならない。

46 この症状があるかぎり、その人は汚れている。その人は独りで宿営の外に住まねばならない。

47 衣服にかびが生じた場合、羊毛や、亜麻の衣服でも、

48 亜麻や羊毛の織り糸でも、あるいは革やどのような革製品でも、

49 青かびか赤かびが、衣服か、革か、織り糸か、どのような革製品かに生じたならば、それはかびの繁殖によるものであるから、祭司に見せなければならない。

50 祭司はそれを調べてから、一週間隔離する。

51 七日目に再び調べた結果、かびがその衣服や織り糸や、あるいは革や革が用いられているすべての製品に広がっているならば、それは悪性のかびであって、汚れている。

52 かびが生えているものは、それが衣服であれ、羊毛や亜麻の織り糸であれ、革製品であれ、焼き捨てる。それは悪性のかびの繁殖だから火で焼く。

53 もし、祭司がそれを調べた結果、かびが衣服にも、織り糸にも、どのような革製品にも広がっていないならば、

54 祭司は、かびが生えている所を水洗いさせ、更に一週間隔離する。

55 祭司はかびを水洗いさせた後、調べて、かびに変化が見られないならば、かびが広がっていなくても、それは汚れている。その腐食が表に出ていても裏に出ていても、火で焼かねばならない。

56 しかし、祭司が調べ、それを水洗いした後、かびの色が薄らいだならば、衣服や革や織り糸からその部分を切り取る。

57 その後再び、かびが衣服や織り糸やどのような革製品にも広がるならば、このかびの付いたものは焼き捨てなければならない。

58 しかし、水洗いした衣服や織り糸やすべての革製品から、かびが消え去ったならば、もう一度よく水洗いすれば、清くなる。

59 以上は、羊毛や亜麻の衣服、織り糸あるいは革製品にかびが生じた場合、それが清いか、汚れているかを言い渡すための指示である。

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レビ記 14

清めの儀式

1 主はモーセに仰せになった。

2 以下は重い皮膚病を患った人が清めを受けるときの指示である。彼が祭司のもとに連れて来られると、

3 祭司は宿営の外に出て来て、調べる。患者の重い皮膚病が治っているならば、

4 祭司は清めの儀式をするため、その人に命じて、生きている清い鳥二羽と、杉の枝、緋糸、ヒソプの枝を用意させる。

5 次に、祭司は新鮮な水を満たした土器の上で鳥の一羽を殺すように命じる。

6 それから、杉の枝、緋糸、ヒソプおよび生きているもう一羽の鳥を取り、さきに新鮮な水の上で殺された鳥の血に浸してから、

7 清めの儀式を受ける者に七度振りかけて清める。その後、この生きている鳥は野に放つ。

8 清めの儀式を受けた者は、衣服を水洗いし、体の毛を全部そって身を洗うと、清くなる。この後、彼は宿営に戻ることができる。しかし、七日間は自分の天幕の外にいなければならない。

9 彼は七日目に体の毛を全部、すなわち、頭髪、ひげ、まゆ毛、その他の毛もすべてそる。そして、衣服を水洗いし、身を洗う。こうして、彼は清くなる。

10 八日目に、彼は無傷の雄羊二匹、無傷の一歳の雌羊一匹、オリーブ油を混ぜた十分の三エファの上等の小麦粉の献げ物、一ログのオリーブ油を調える。

11 清めの儀式を執行する祭司は、その儀式にあずかる者にこれらの献げ物を持たせ、臨在の幕屋の入り口の主の御前に立たせる。

12 祭司は雄羊の一匹を取り、それを一ログのオリーブ油と共に、賠償の献げ物としてささげ、主の御前に奉納物とする。

13 次に、この雄羊を贖罪の献げ物や焼き尽くす献げ物を屠る場所、つまり聖域で屠る。この賠償の献げ物は、贖罪の献げ物と同様、祭司のものである。これは神聖なものである。

14 祭司はこの献げ物の雄羊の血を取って、清めの儀式を受ける者の右の耳たぶ、右手の親指、右足の親指に塗る。

15 祭司は、一ログのオリーブ油の一部を取って自分の左の手のひらに注ぎ、

16 そこに右手の指を浸してその油を七度主の御前に振りまく。

17 次に、手のひらに残ったオリーブ油の一部を、清めの儀式を受ける者の右の耳たぶ、右手の親指、右足の親指に塗り、更に賠償の献げ物の血の上にも塗る。

18 再び手のひらに残ったオリーブ油は清めの儀式を受ける者の頭に塗る。祭司はこのようにして、彼のために主の御前に贖いの儀式を行う。

19 祭司は、贖罪の献げ物をささげて、彼のために汚れを清める儀式を行う。最後に焼き尽くす献げ物を屠る。

20 祭司は焼き尽くす献げ物と穀物の献げ物を祭壇で燃やしてささげる。祭司がこうして、彼のために贖いの儀式を行うと、彼は清くなる。

21 もし、彼が貧しくて前記のものに手が届かないならば、自分の贖いの儀式のための奉納物として賠償の献げ物の雄羊一匹、更に穀物の献げ物のためにオリーブ油を混ぜた上等の小麦粉十分の一エファ、および一ログのオリーブ油を調える。

22 更に、手が届く二羽の山鳩か、家鳩を取り、一羽を贖罪の献げ物、他を焼き尽くす献げ物とする。

23 八日目に、彼は清めのためにこれらのものを祭司のもとに、すなわち、臨在の幕屋の入り口の主の御前に携える。

24 祭司は賠償の献げ物の雄羊と一ログのオリーブ油を取って、主の御前に奉納物とする。

25 次に、賠償の献げ物の雄羊を屠り、その血を取って清めの儀式を受ける者の右の耳たぶ、右手の親指、右足の親指に塗る。

26 祭司は自分の左の手のひらにオリーブ油を注ぎ、

27 そこに右手の指を浸してその油を七度主の御前に振りまく。

28 次に、手のひらのオリーブ油を、清めの儀式を受ける者の右の耳たぶ、右手の親指、右足の親指に塗り、更に賠償の献げ物の血の上にも塗る。

29 手のひらに残ったオリーブ油は清めの儀式を受ける者の頭に塗って、主の御前で彼のために贖いの儀式を行う。

30 最後に、手が届く山鳩か、家鳩のうちの一羽を、

31 つまり、手が届くものを一羽贖罪の献げ物とし、他を焼き尽くす献げ物とし、これに穀物の献げ物を加えてささげる。祭司はこのようにして、彼のために主の御前に贖いの儀式を行う。

32 以上は重い皮膚病を患った人が清めを受けるときに、正規の献げ物に手が届かない場合の指示である。

家屋に生じるかび

33 主はモーセとアロンにこう仰せになった。

34 あなたたちが所有地としてわたしから与えられるカナンの土地に入るとき、あなたたちの所有地で家屋にかびが生じるならば、

35 家の主人は祭司に「かびらしきものがわたしの家屋に生じました」と報告する。

36 祭司は、かびの状態を見に入る前に、その家屋の中にある物を屋外に出すようにと命じて、家屋の中にある物が全部汚れないようにしてから、家屋を調べるために入り、

37 かびの状態を見る。家屋の壁に青かびか、赤かびが生じており、壁の内部にまで及んでいるように見えるならば、

38 祭司は家から出て入り口に立ち、家屋を一週間封鎖する。

39 七日目に、祭司は再び来て見る。かびが家屋の壁に広がっているならば、

40 祭司は命じて、かびが生じている部分の石材を抜き取り、町の外にある汚れた場所に捨てさせ、

41 家屋の内側を削り取らせて、削り取ったしっくいを町の外にある汚れた場所に捨てさせ、

42 別の石材を取って元の石材の代わりに入れさせ、別のしっくいで家屋の内部を塗らせる。

43 しかし、石材を抜き取り、家屋の内側を削り取って、しっくいで塗った後でも、再びかびが生じて家屋に広がるならば、

44 祭司は来て調べる。かびが家屋に広がっているならば、それは悪性のかびであり、その家屋は汚れている。

45 それを打ち壊し、石材、木材、しっくいをすべて町の外にある汚れた場所に運び出させる。

46 封鎖期間中にこの家屋に入った者はすべて、夕方まで汚れる。

47 また、この家屋で寝たり、食べたりした者は衣服を水洗いする。

48 家屋をしっくいで塗り変えた後、祭司が見に来て、かびが広がっていなければ、祭司はその家屋を清いと宣言する。かびは治まったのである。

49 そして、この家屋の汚れを清めるために、二羽の鳥、杉の枝、緋糸およびヒソプを用意する。

50 まず、新鮮な水を満たした土器の上で鳥の一羽を殺す。

51 次に、杉の枝、ヒソプ、緋糸と共にもう一羽の生きている鳥を取って、さきに殺した鳥の血と新鮮な水に浸し、家屋に七度振りまく。

52 こうして、鳥の血、新鮮な水、生きた鳥、杉の枝、ヒソプおよび緋糸をもって家屋を清める。

53 その後、祭司は生きている鳥を町の外の野に放つ。こうして、家屋のための贖いの儀式を行うと、家は清められる。

54 以上は、あらゆる重い皮膚病、白癬、

55 衣服と家屋のかび、

56 湿疹、斑点、疱疹に関する、

57 汚れと清めの宣告の時についての指示である。

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レビ記 15

男女の漏出による汚れと清め

1 主はモーセとアロンに仰せになった。

2 イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。もし、尿道の炎症による漏出があるならば、その人は汚れている。

3 漏出による汚れは以下のとおりである。尿道から膿が出ている場合と尿道にたまっている場合。以上が汚れである。

4 漏出のある人の寝床や腰掛けはことごとく汚れている。

5 その寝床に触れた人は自分の衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。

6 漏出のある人の腰掛けに座った人も衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。

7 漏出のある人に直接触れた人は衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。

8 漏出のある人が清い人に唾をかけたならば、かけられた人は衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。

9 漏出のある人が乗った鞍はすべて汚れる。

10 また、その人が敷いた物に触れた人は皆、夕方まで汚れている。また、それを持ち運ぶ人も衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。

11 漏出のある人が手を洗わずに触れた人は皆、衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。

12 漏出のある人が触れた土器はすべて打ち壊す。しかし、木製の容器はすべて水で洗う。

13 漏出のある人が、それがやんで清くなったならば、清めの期間としての七日間を経た後、衣服を水洗いし、新鮮な水で身を洗うと、清くなる。

14 八日目に、彼は二羽の山鳩か家鳩を調え、臨在の幕屋の入り口で、主の御前に出て、それを祭司に渡す。

15 祭司は、一羽を贖罪の献げ物、他の一羽を焼き尽くす献げ物として主の御前にささげ、漏出の汚れを清めるために贖いの儀式を行う。

16 もし人に、精の漏出があったならば、全身を水に浸して洗う。その人は夕方まで汚れている。

17 その精が付着した衣服や革は水洗いする。それは夕方まで汚れている。

18 精の漏出は男と寝た女にも当てはまる。二人とも身を洗う。二人は夕方まで汚れている。

19 女性の生理が始まったならば、七日間は月経期間であり、この期間に彼女に触れた人はすべて夕方まで汚れている。

20 生理期間中の女性が使った寝床や腰掛けはすべて汚れる。

21 彼女の寝床に触れた人はすべて、衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。

22 また、その腰掛けに触れた人はすべて、衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。

23 彼女の寝床や腰掛けを使って、それに触れたならば、その人は夕方まで汚れている。

24 もし、男が女と寝て月経の汚れを受けたならば、七日間汚れる。またその男が使った寝床はすべて汚れる。

25 もし、生理期間中でないときに、何日も出血があるか、あるいはその期間を過ぎても出血がやまないならば、その期間中は汚れており、生理期間中と同じように汚れる。

26 この期間中に彼女が使った寝床は、生理期間中使用した寝床と同様に汚れる。また、彼女が使った腰掛けも月経による汚れと同様汚れる。

27 また、これらの物に触れた人はすべて汚れる。その人は衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。

28 彼女が出血の汚れから清くなり、七日間が過ぎたならば、その後は清くなる。

29 八日目に、彼女は二羽の山鳩か家鳩を調え、それを臨在の幕屋の入り口で祭司に渡す。

30 祭司は一羽を贖罪の献げ物、他の一羽を焼き尽くす献げ物として主の御前にささげ、彼女の異常出血の汚れを清めるために贖いの儀式を行う。

31 あなたたちはイスラエルの人々を戒めて汚れを受けないようにし、あなたたちの中にあるわたしの住まいに彼らの汚れを持ち込んで、死を招かないようにしなさい。

32 以上は、尿道の炎症による漏出のある人、精の漏出のため汚れた人、

33 生理期間中の人など、男でも女でも体からの漏出のある人、また汚れた女と寝た男に関する指示である。

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レビ記 16

贖罪日

1 アロンの二人の息子が主の御前に近づいて死を招いた事件の直後、主はモーセに仰せになった。

2 主はモーセに言われた。あなたの兄アロンに告げなさい。決められた時以外に、垂れ幕の奥の至聖所に入り、契約の箱の上にある贖いの座に近づいて、死を招かないように。わたしは贖いの座の上に、雲のうちに現れるからである。

3 アロンが至聖所に入るときは次のようにしなさい。まず、贖罪の献げ物として若い雄牛一頭、焼き尽くす献げ物として雄羊一匹を用意する。

4 彼は聖別した亜麻布の長い服を着け、その下に亜麻布のズボンをはいて肌を隠し、亜麻布の飾り帯を締め、頭に亜麻布のターバンを巻く。これらは聖なる衣服であり、彼は水で体を洗ってこれを着る。

5 次に、イスラエルの人々の共同体から贖罪の献げ物として雄山羊二匹、焼き尽くす献げ物として雄羊一匹を受け取る。

6 アロンは、自分の贖罪の献げ物のために雄牛を引いて来て、自分と一族のために贖いの儀式を行う。

7 次いで、雄山羊二匹を受け取り、臨在の幕屋の入り口の主の御前に引いて来る。

8 アロンは二匹の雄山羊についてくじを引き、一匹を主のもの、他の一匹をアザゼルのものと決める。

9 アロンはくじで主のものに決まった雄山羊を贖罪の献げ物に用いる。

10 くじでアザゼルのものに決まった雄山羊は、生きたまま主の御前に留めておき、贖いの儀式を行い、荒れ野のアザゼルのもとへ追いやるためのものとする。

11 アロンは自分の贖罪の献げ物のための雄牛を引いて来て、自分と一族のために贖いの儀式を行うため、自分の贖罪の献げ物の雄牛を屠る。

12 次に、主の御前にある祭壇から炭火を取って香炉に満たし、細かい香草の香を両手にいっぱい携えて垂れ幕の奥に入り、

13 主の御前で香を火にくべ、香の煙を雲のごとく漂わせ、掟の箱の上の贖いの座を覆わせる。死を招かぬためである。

14 次いで、雄牛の血を取って、指で贖いの座の東の面に振りまき、更に血の一部を指で、贖いの座の前方に七度振りまく。

15 次に、民の贖罪の献げ物のための雄山羊を屠り、その血を垂れ幕の奥に携え、さきの雄牛の血の場合と同じように、贖いの座の上と、前方に振りまく。

16 こうして彼は、イスラエルの人々のすべての罪による汚れと背きのゆえに、至聖所のために贖いの儀式を行う。彼は、人々のただ中にとどまり、さまざまの汚れにさらされている臨在の幕屋のためにも同じようにする。

17 彼が至聖所に入り贖いの儀式を行って、出て来るまでは、だれも臨在の幕屋に入ってはならない。彼は、自分と一族のために、またイスラエルの全会衆のために贖いの儀式を済ますと、

18 主の御前にある祭壇に出て来て、そのために贖いの儀式を行う。彼は雄牛の血と雄山羊の血の一部を取って祭壇の四隅の角に塗り、

19 血の一部を指で七度祭壇に振りまいて、イスラエルの人々の汚れからそれを清め聖別する。

20 こうして、至聖所、臨在の幕屋および祭壇のために贖いの儀式を済ますと、生かしておいた雄山羊を引いて来させ、

21 アロンはこの生きている雄山羊の頭に両手を置いて、イスラエルの人々のすべての罪責と背きと罪とを告白し、これらすべてを雄山羊の頭に移し、人に引かせて荒れ野の奥へ追いやる。

22 雄山羊は彼らのすべての罪責を背負って無人の地に行く。雄山羊は荒れ野に追いやられる。

23 アロンは臨在の幕屋に戻り、至聖所に入るときに身に着けていた亜麻布の衣服を脱いでそこに置き、

24 聖域で身を洗い、自分の衣服に着替え、外に出て自分の焼き尽くす献げ物と民の焼き尽くす献げ物をささげ、自分と民のために贖いの儀式を行う。

25 また、贖罪の献げ物の脂肪を祭壇で燃やして煙にする。

26 アザゼルのための雄山羊を引いて行った者は、衣服を洗い、身を洗って後、初めて宿営に戻ることができる。

27 至聖所のための贖いの儀式を行うために、その血を携え入れられた贖罪の献げ物の雄牛と雄山羊は、宿営の外に運び出し、皮、肉、および胃の中身を焼却する。

28 この仕事に従事した人は衣服を洗い、身を洗って後、初めて宿営に戻ることができる。

29 以下は、あなたたちの守るべき不変の定めである。第七の月の十日にはあなたたちは苦行をする。何の仕事もしてはならない。土地に生まれた者も、あなたたちのもとに寄留している者も同様である。

30 なぜなら、この日にあなたたちを清めるために贖いの儀式が行われ、あなたたちのすべての罪責が主の御前に清められるからである。

31 これは、あなたたちにとって最も厳かな安息日である。あなたたちは苦行をする。これは不変の定めである。

32 贖いの儀式は、聖別の油を注がれ、父の跡を継いで正規の祭司職に任じられた祭司が行うべきである。彼は聖別した亜麻布の衣服を着け、

33 至聖所、臨在の幕屋および祭壇を清め、祭司たちと民の全会衆のために贖いの儀式を行う。

34 これはあなたたちの不変の定めである。年に一度、イスラエルの人々のためにそのすべての罪の贖いの儀式を行うためである。モーセは主のお命じになったとおりに行った。

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