1 息は絶え、人生の日は尽きる。わたしには墓があるばかり。 2 人々はなお、わたしを嘲り/わたしの目は夜通し彼らの敵意を見ている。 3 あなた自ら保証人となってください。ほかの誰が/わたしの味方をしてくれましょう。 4 彼らの心を覆って目覚めることのないようにし/彼らを高く上げないでください。 5 「利益のために友を裏切れば/子孫の目がつぶれる。」 6 この格言はわたしのことだと人は言う。わたしは顔につばきされる者。 7 目は苦悩にかすみ/手足はどれも影のようだ。 8 正しい人よ、これに驚け。罪のない人よ/神を無視する者に対して奮い立て。 9 神に従う人はその道を守り/手の清い人は更に勇気をもて。 10 あなたたちは皆、再び集まって来るがよい。あなたたちの中に知恵ある者はいないのか。 11 わたしの人生は過ぎ去り/わたしの計画も心の願いも失われた。 12 夜は昼となり/暗黒の後に光が近づくと人は言うが 13 わたしは陰府に自分のための家を求め/その暗黒に寝床を整えた。 14 墓穴に向かって「あなたはわたしの父」と言い/蛆虫に向かって「わたしの母、姉妹」と言う。 15 どこになお、わたしの希望があるのか。誰がわたしに希望を見せてくれるのか。 16 それはことごとく陰府に落ちた。すべては塵の上に横たわっている。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/JOB/17-38db34df192048f0162300792de2928c.mp3?version_id=1819—
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ヨブ記 18
1 シュア人ビルダドは答えた。 2 いつまで言葉の罠の掛け合いをしているのか。まず理解せよ、それから話し合おうではないか。 3 なぜ、わたしたちを獣のように見なすのか。その目に愚か者とするのか。 4 怒りによって自らを引き裂く者よ/あなたのために地が見捨てられ/岩がその場所から移されるだろうか。 5 神に逆らう者の灯はやがて消え/その火の炎はもはや輝かず 6 その天幕の灯は暗黒となり/彼を照らす光は消える。 7 彼の力強い歩みも弱まり/自分自身の策略に倒れる。 8 足は網に捕えられ/落とし穴に踏み込む。 9 かかとは罠にかかり/仕掛けられた網に捕まる。 10 綱が地に隠されて張り巡らされ/行く道に仕掛けが待ち伏せている。 11 破滅が四方から彼を脅かし/彼の足を追い立てる。 12 その子は飢え/妻は災いに遭う。 13 死の初子が彼の肢体をむしばみ/その手足をむしばむ。 14 彼はよりどころとする天幕から引き出され/破滅の王に向かって一歩一歩引き寄せられる。 15 彼の天幕には他人が住み/その住みかには硫黄がまかれる。 16 下ではその根が枯れ/上では枝がしおれる。 17 彼の思い出は地上から失われ/その名はもう地の面にはない。 18 彼は光から暗黒へと追いやられ/この世から追放される。 19 子孫はその民の内に残らず/住んだ所には何ひとつ残らない。 20 未来の人々は彼の運命に慄然とし/過去になった人々すら/身の毛のよだつ思いをする。 21 ああ、これが不正を行った者の住まい/これが神を知らぬ者のいた所か、と。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/JOB/18-ba2dbb4da1ae244c5cb5a419bf4f2953.mp3?version_id=1819—
ヨブ記 19
1 ヨブは答えた。 2 どこまであなたたちはわたしの魂を苦しめ/言葉をもってわたしを打ち砕くのか。 3 侮辱はもうこれで十分だ。わたしを虐げて恥ずかしくないのか。 4 わたしが過ちを犯したのが事実だとしても/その過ちはわたし個人にとどまるのみだ。 5 ところが、あなたたちは/わたしの受けている辱めを誇張して/論難しようとする。 6 それならば、知れ。神がわたしに非道なふるまいをし/わたしの周囲に砦を巡らしていることを。 7 だから、不法だと叫んでも答えはなく/救いを求めても、裁いてもらえないのだ。 8 神はわたしの道をふさいで通らせず/行く手に暗黒を置かれた。 9 わたしの名誉を奪い/頭から冠を取り去られた。 10 四方から攻められてわたしは消え去る。木であるかのように/希望は根こそぎにされてしまった。 11 神はわたしに向かって怒りを燃やし/わたしを敵とされる。 12 その軍勢は結集し/襲おうとして道を開き/わたしの天幕を囲んで陣を敷いた。 13 神は兄弟をわたしから遠ざけ/知人を引き離した。 14 親族もわたしを見捨て/友だちもわたしを忘れた。 15 わたしの家に身を寄せている男や女すら/わたしをよそ者と見なし、敵視する。 16 僕を呼んでも答えず/わたしが彼に憐れみを乞わなければならない。 17 息は妻に嫌われ/子供にも憎まれる。 18 幼子もわたしを拒み/わたしが立ち上がると背を向ける。 19 親友のすべてに忌み嫌われ/愛していた人々にも背かれてしまった。 20 骨は皮膚と肉とにすがりつき/皮膚と歯ばかりになって/わたしは生き延びている。 21 憐れんでくれ、わたしを憐れんでくれ/神の手がわたしに触れたのだ。あなたたちはわたしの友ではないか。 22 なぜ、あなたたちまで神と一緒になって/わたしを追い詰めるのか。肉を打つだけでは足りないのか。 23 どうか/わたしの言葉が書き留められるように/碑文として刻まれるように。 24 たがねで岩に刻まれ、鉛で黒々と記され/いつまでも残るように。 25 わたしは知っている/わたしを贖う方は生きておられ/ついには塵の上に立たれるであろう。 26 この皮膚が損なわれようとも/この身をもって/わたしは神を仰ぎ見るであろう。 27 このわたしが仰ぎ見る/ほかならぬこの目で見る。腹の底から焦がれ、はらわたは絶え入る。 28 […]
ヨブ記 20
1 ナアマ人ツォファルは答えた。 2 さまざまな思いがわたしを興奮させるので/わたしは反論せざるをえない。 3 あなたの説はわたしに対する非難と聞こえる。明らかにすることを望んで、答えよう。 4 あなたも知っているだろうが/昔、人が地上に置かれたときから 5 神に逆らう者の喜びは、はかなく/神を無視する者の楽しみは、つかの間にすぎない。 6 たとえ彼が天に達するほど/頭が雲に達するほど上って行っても 7 自分の汚物と同様、永久に失われ/探す者は、「どこへ行ってしまったのか」と言わなければならなくなる。 8 夢のように飛び去り/夜の幻のように消えうせ/だれも見いだすことはないだろう。 9 彼を見ていた目はもう彼を見ることなく/彼のいた所も二度と彼を見ない。 10 その子らは貧しい人々に償いをし/子孫は奪った富を返済しなければならない。 11 若さがその骨に溢れていたが/それも彼と共に塵の上に伏すことになろう。 12 悪が口に甘いからと/舌で抑えて隠しておき 13 惜しんで吐き出さず/口の中に含んでいれば 14 そのパンは胃の中に入って/コブラの毒と変わる。 15 呑み込んだ富は吐き出さなければならない。神は彼の腹からそれを取り上げられる。 16 彼の飲んだのはコブラの毒。蝮の舌が彼を殺す。 17 彼は蜂蜜と乳脂の流れる川の/その流れを見ることはない。 18 労して獲たものをも呑み込まずに返し/商いで富を得ても楽しむことはない。 19 なぜなら、貧しい人々を虐げ見捨て/自ら建てもしない家を奪い取ったから。 20 その腹は満足することを知らず/欲望から逃れられず 21 食い尽くして、何も残さない。それゆえ、彼の繁栄は長くは続かず 22 豊かさの極みにあって欠乏に陥り/すべて労苦する手が彼を襲う。 23 腹を満たそうとすれば/神は燃える怒りを注ぎ/それをパンとして彼に浴びせかける。 24 鉄の武器から逃れても/青銅の弓が彼を射抜き 25 矢は彼を貫いて背中に出る。それは胆汁にぬれて光り/神の威力が彼を圧倒する。 26 暗黒が彼の宝を待ち構え/吹き起こされたのでもない火が彼をなめ尽くし/天幕に残っているものをも滅ぼし尽くす。 27 天は彼の罪を暴き/地は彼に対して立ち上がる。 28 […]
ヨブ記 21
1 ヨブは答えた。 2 どうか、わたしの言葉を聞いてくれ。聞いてもらうことがわたしの慰めなのだ。 3 我慢して、わたしに話をさせてくれ。わたしが話してから、嘲笑うがいい。 4 わたしは人間に向かって訴えているのだろうか。なぜ、我慢しなければならないのか。 5 わたしに顔を向けてくれ。そして驚き、口に手を当てるがよい。 6 わたし自身、これを思うと慄然とし/身震いが止まらない。 7 なぜ、神に逆らう者が生き永らえ/年を重ねてなお、力を増し加えるのか。 8 子孫は彼らを囲んで確かに続き/その末を目の前に見ることができる。 9 その家は平和で、何の恐れもなく/神の鞭が彼らに下ることはない。 10 彼らの雄牛は常に子をはらませ/雌牛は子を産んで、死なせることはない。 11 彼らは羊の群れのように子供を送り出し/その子らは踊り跳ね 12 太鼓や竪琴に合わせて歌い/笛を吹いて楽しむ。 13 彼らは幸せに人生を送り/安らかに陰府に赴く。 14 彼らは神に向かって言う。「ほうっておいてください。あなたに従う道など知りたくもない。 15 なぜ、全能者に仕えなければならないのか。神に祈って何になるのか。」 16 だが、彼らは財産を手にしているではないか。神に逆らう者の考えはわたしから遠い。 17 神に逆らう者の灯が消され、災いが襲い/神が怒って破滅を下したことが何度あろうか。 18 藁のように風に吹き散らされ/もみ殻のように/突風に吹き飛ばされたことがあろうか。 19 神は彼への罰を/その子らの代にまで延ばしておかれるのか。彼自身を罰して/思い知らせてくださればよいのに。 20 自分の目で自分の不幸を見/全能者の怒りを飲み干せばよいのだ。 21 人生の年月が尽きてしまえば/残された家はどうなってもよいのだから。 22 「人が神に知識を授けえようか。彼は高きにいまし、裁きを行われる」と言う。 23 ある人は、死に至るまで不自由なく/安泰、平穏の一生を送る。 24 彼はまるまると太り/骨の髄まで潤っている。 25 また、ある人は死に至るまで悩み嘆き/幸せを味わうこともない。 26 だが、どちらも塵に横たわれば/等しく、蛆に覆われるではないか。 27 あなたたちの考えはよく分かっている。わたしに対して不法にも悪をたくらんでいるのだ。 28 […]
ヨブ記 22
ヨブと三人の友の議論三 1 テマン人エリファズは答えた。 2 人間が神にとって有益でありえようか。賢い人でさえ、有益でありえようか。 3 あなたが正しいからといって全能者が喜び/完全な道を歩むからといって/神の利益になるだろうか。 4 あなたが神を畏れ敬っているのに/神があなたを責め/あなたを裁きの座に引き出されるだろうか。 5 あなたは甚だしく悪を行い/限りもなく不正を行ったのではないか。 6 あなたは兄弟から質草を取って何も与えず/既に裸の人からなお着物をはぎ取った。 7 渇き果てた人に水を与えず/飢えた人に食べ物を拒んだ。 8 腕力を振るう者が土地をわがものとし/もてはやされている者がそこに住む。 9 あなたはやもめに何も与えず追い払い/みなしごの腕を折った。 10 だからこそ/あなたの周りには至るところに罠があり/突然の恐れにあなたはおびえる。 11 また、暗黒に包まれて何も見えず/洪水があなたを覆っているので 12 あなたは言う。「神がいますのは高い天の上で/見よ、あのように高い星の群れの頭なのだ。」 13 だからあなたは言う。「神が何を知っておられるものか。濃霧の向こうから裁くことができようか。 14 雲に遮られて見ることもできず/天の丸天井を行き来されるだけだ」と。 15 あなたは昔からの道に/悪を行う者の歩んだ道に気をつけよ。 16 彼らは時ならずして、取り去られ/流れがその基までぬぐい去った。 17 神に向かって彼らは言っていた。「ほうっておいてくれ/全能者と呼ばれる者に何ができる。」 18 それに対してあなたは言った。「神はその彼らの家を富で満たされる。神に逆らう者の考えはわたしから遠い。」 19 神に従う人なら見抜いて喜び/罪のない人なら嘲笑って言うであろう。 20 「彼らの財産は確かに無に帰し/残ったものも火になめ尽くされる。」 21 神に従い、神と和解しなさい。そうすれば、あなたは幸せになるだろう。 22 神が口ずから授ける教えを受け/その言葉を心に納めなさい。 23 もし、全能者のもとに立ち帰り/あなたの天幕から不正を遠ざけるなら/あなたは元どおりにしていただける。 24 黄金を塵の中に/オフィルの金を川床に置くがよい。 25 全能者こそがあなたの黄金/あなたにとっての最高の銀となり 26 あなたは全能者によって喜びを得/神に向かって顔を上げ 27 あなたが祈れば聞き入れられ/満願の献げ物をすることもできるだろう。 […]
ヨブ記 23
1 ヨブは答えた。 2 今日も、わたしは苦しみ嘆き/呻きのために、わたしの手は重い。 3 どうしたら、その方を見いだせるのか。おられるところに行けるのか。 4 その方にわたしの訴えを差し出し/思う存分わたしの言い分を述べたいのに。 5 答えてくださるなら、それを悟り/話しかけてくださるなら、理解しよう。 6 その方は強い力を振るって/わたしと争われるだろうか。いや、わたしを顧みてくださるだろう。 7 そうすれば、わたしは神の前に正しいとされ/わたしの訴えはとこしえに解決できるだろう。 8 だが、東に行ってもその方はおられず/西に行っても見定められない。 9 北にひそんでおられて、とらえることはできず/南に身を覆っておられて、見いだせない。 10 しかし、神はわたしの歩む道を/知っておられるはずだ。わたしを試してくだされば/金のようであることが分かるはずだ。 11 わたしの足はその方に従って歩み/その道を守って、離れたことはない。 12 その唇が与えた命令に背かず/その口が語った言葉を胸に納めた。 13 神がいったん定められたなら/だれも翻すことはできない。神は望むがままに行われる。 14 わたしのために定めたことを実行し/ほかにも多くのことを定めておられる。 15 それゆえ、わたしは御顔におびえ/考えれば考えるほど、恐れる。 16 神はわたしの勇気を失わせ/全能者はわたしをおびえさせる。 17 わたしは暗黒を前にし/目の前には闇が立ちこめているのに/なぜ、滅ぼし尽くされずにいるのか。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/JOB/23-ca8178b6bd9325a166702c9ea9bb5661.mp3?version_id=1819—
ヨブ記 24
1 なぜ、全能者のもとには/さまざまな時が蓄えられていないのか。なぜ、神を愛する者が/神の日を見ることができないのか。 2 人は地境を移し/家畜の群れを奪って自分のものとし 3 みなしごのろばを連れ去り/やもめの牛を質草に取る。 4 乏しい人々は道から押しのけられ/この地の貧しい人々は身を隠す。 5 彼らは野ろばのように/荒れ野に出て労し、食べ物を求め/荒れ地で子に食べさせるパンを捜す。 6 自分のものでもない畑で刈り入れをさせられ/悪人のぶどう畑で残った房を集める。 7 着る物もなく裸で夜を過ごし/寒さを防ぐための覆いもない。 8 山で激しい雨にぬれても/身を避ける所もなく、岩にすがる。 9 父のない子は母の胸から引き離され/貧しい人の乳飲み子は人質に取られる。 10 彼らは身にまとう物もなく、裸で歩き/麦束を運びながらも自分は飢え 11 並び立つオリーブの間で油を搾り/搾り場でぶどうを踏みながらも渇く。 12 町では、死にゆく人々が呻き/刺し貫かれた人々があえいでいるが/神はその惨状に心を留めてくださらない。 13 光に背く人々がいる。彼らは光の道を認めず/光の射すところにとどまろうとしない。 14 人殺しは夜明け前に起き/貧しい者、乏しい者を殺し/夜になれば盗みを働く。 15 姦淫する者の目は、夕暮れを待ち/だれにも見られないように、と言って顔を覆う。 16 暗黒に紛れて家々に忍び入り/日中は閉じこもって、光を避ける。 17 このような者には、朝が死の闇だ。朝を破滅の死の闇と認めているのだ。 18 「大水に遭えば彼はたちまち消え去る。この地で彼の嗣業は呪われ/そのぶどう畑に向かう者もいなくなる。 19 暑さと乾燥が雪解け水をも消し去るように/陰府は罪人を消し去るだろう。 20 母の胎も彼を忘れ/蛆が彼を好んで食い/彼を思い出す者もなくなる/不正な行いは木のように折れ砕ける。 21 彼は不妊の女を不幸に落とし/やもめに幸福を与えることはなかった。 22 権力者が力を振るい、成功したとしても/その人生は確かではない。 23 安穏に生かされているようでも/その歩む道に目を注いでおられる方がある。 24 だから、しばらくは栄えるが、消え去る。すべて衰えてゆくものと共に倒され/麦の穂のように刈り取られるのだ。」 25 だが、そうなってはいないのだから/誰が、わたしをうそつきと呼び/わたしの言葉をむなしいものと/断じることができようか。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/JOB/24-b8408c41c14eefb722703ae721d5ef3c.mp3?version_id=1819—
ヨブ記 25
1 シュア人ビルダドは答えた。 2 恐るべき支配の力を神は御もとにそなえ/天の最も高いところに平和を打ち立てられる。 3 まことにその軍勢は数限りなく/その光はすべての人の上に昇る。 4 どうして、人が神の前に正しくありえよう。どうして、女から生まれた者が清くありえよう。 5 月すらも神の前では輝かず/星も神の目には清らかではない。 6 まして人間は蛆虫/人の子は虫けらにすぎない。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/JOB/25-7218bf8112fb2712491883e17d79017b.mp3?version_id=1819—
ヨブ記 26
1 ヨブは答えた。 2 あなた自身はどんな助けを力のない者に与え/どんな救いを無力な腕にもたらしたというのか。 3 どんな忠告を知恵のない者に与え/どんな策を多くの人に授けたというのか。 4 誰の言葉を取り次いで語っているのか。誰の息吹があなたを通して吹いているのか。 5 亡者たち、陰府の淵に住む者たちは/水の底でのたうち回る。 6 陰府も神の前ではあらわであり/滅びの国も覆われてはいない。 7 神は聖なる山を茫漠としたさかいに横たわらせ/大地を空虚の上につるされた。 8 密雲の中に水を蓄えられても/雲の底は裂けない。 9 神は御自分の雲を広げて/玉座を覆い隠される。 10 原始の海の面に円を描いて/光と暗黒との境とされる。 11 天の柱は揺らぎ/その叱咤に動転する。 12 神は御力をもって海を制し/英知をもってラハブを打たれた。 13 風をもって天をぬぐい/御手は逃げる大蛇を刺し貫いた。 14 だが、これらは神の道のほんの一端。神についてわたしたちの聞きえることは/なんと僅かなことか。その雷鳴の力強さを誰が悟りえよう。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/JOB/26-7a122b0fcee10af6d019c62066e084ae.mp3?version_id=1819—