歴代誌上 12

1 ダビデがまだキシュの子サウルを避けていなければならなかったとき、ツィクラグにいるダビデのもとに来た者は次のとおりである。彼らも戦いの補助要員として、勇士たちに連なっていた。 2 彼らは弓の名手で、右手でも左手でも石を投げ、矢を射ることができた。また、サウルと同族で、ベニヤミン出身であった。 3 頭のアヒエゼルとヨアシュ、ギブア人シェマアの子。エジエルとペレト、アズマベトの子。ベラカとアナトト人イエフ。 4 三十人の中の勇士でその指揮官イシュマヤ、ギブオン人。 5 イルメヤ、ヤハジエル、ヨハナン、ゲデラ人ヨザバド。 6 エルウザイ、エリモト、ベアルヤ、シェマルヤ、ハルフ人シェファトヤ。 7 エルカナ、イシヤ、アザルエル、ヨエゼル、ヤショブアム、コラ人。 8 ヨエラとゼバドヤ、エロハムの子、ゲドル出身。 9 荒れ野の要害にいるダビデのもとにガド族を離れてやって来た勇士、戦闘にたけた戦士は、盾と槍を取り、その顔は獅子の顔のようで、山を駆ける鹿のように速く走った。 10 エゼルが頭で、第二はオバドヤ、第三はエリアブ、 11 第四はミシュマナ、第五はイルメヤ、 12 第六はアタイ、第七はエリエル、 13 第八はヨハナン、第九はエルザバド、 14 第十はイルメヤ、第十一はマクバナイであった。 15 彼らはガド族に属し、軍隊の頭であったが、その最も弱い者でも百人の敵を相手にし、最も強い者は千人を相手とすることができた。 16 第一の月にヨルダン川が水位を増して、至るところで岸を越えたとき、川を渡って谷の住民を西に東に追い散らしたのは彼らであった。 17 ベニヤミン族とユダ族の人々も、要害にいるダビデのもとに来た。 18 ダビデは彼らの前に出て、こう言った。「もしあなたたちが平和を望んでわたしを助けようとして来たのなら、わたしもあなたたちと心を一つにしよう。しかし、もしわたしを欺いて、敵に引き渡すつもりなら、わたしたちの先祖の神がそれを見て、責め立ててくださるように。わたしはこの手でどんな不法も働いたことがないのだから。」 19 すると霊が三十人隊の頭アマサイに降った。「ダビデよ、わたしたちはあなたのもの。エッサイの子よ、あなたの味方です。平和がありますように。あなたに平和、あなたを助ける者に平和。あなたの神こそ、あなたを助ける者。」ダビデは彼らを受け入れ、部隊の頭とした。 20 ダビデがペリシテ人と共にサウルと戦おうとしたとき、マナセ族からもダビデにつく者があったが、彼らがこの戦いに力を貸すことはなかった。なぜならペリシテの領主らは協議し、「ダビデは我々の首を持ってその主君サウルのもとに降るに相違ない」と言って、ダビデを帰らせたからである。 21 ダビデがツィクラグに帰ると、彼のもとにマナセ族のアドナ、ヨザバド、エディアエル、ミカエル、ヨザバド、エリフ、ツィレタイが加わった。彼らはマナセ族の千人隊の長であり、 22 皆、勇士で、部隊を率いるダビデの助けとなった。彼らは軍の中で将官の地位にあった。 23 毎日のように、ダビデを助ける者が加わり、ついに神の陣営のような大きな陣営ができた。 24 主の命令に従ってサウルの王位をダビデに渡すために、ヘブロンにいるダビデのもとに来た武装兵の数は次のとおりである。 25 ユダの一族では盾と槍を携える武装兵六千八百人。 26 シメオンの一族からは戦いに備えた勇士七千百人。 27 レビの一族からは四千六百人。 28 […]

歴代誌上 13

神の箱を迎えに行く 1 ダビデは千人隊と百人隊の長およびすべての指導者と協議し、 2 イスラエルの全会衆に言った。「もしあなたたちが賛成し、またわたしたちの神、主の御旨でもあるなら、わたしたちはイスラエル全土に残っている兄弟、および放牧地をもつ町にいる祭司とレビ人に使いを送ってここに集め、 3 わたしたちの神の箱をここに移そうではないか。サウルの時代にわたしたちはこれをおろそかにした。」 4 民のだれにもそれは当を得たことだと思われたので、すべての会衆が賛同した。 5 ダビデはエジプトのシホルからレボ・ハマトまでのすべてのイスラエル人を集め、神の箱をキルヤト・エアリムから運んで来ようとした。 6 ダビデはすべてのイスラエル人と共にバアラト、つまりユダのキルヤト・エアリムに上って行った。それは、ケルビムの上に座しておられる主なる神の箱、その御名によって呼ばれる箱をそこから運び上げるためであった。 7 彼らはアビナダブの家から、神の箱を新しい車に載せ、ウザとアフヨがその車を御した。 8 ダビデとすべてのイスラエル人は、神の御前で力を込めて、歌をうたい、竪琴、琴、太鼓、シンバル、ラッパを奏でた。 9 一行がキドンの麦打ち場にさしかかったとき、牛がよろめいたので、ウザは手を伸ばして箱を押さえようとした。 10 ウザが箱に手を伸ばしたので、ウザに対して主は怒りを発し、彼を打たれた。彼はその場で、神の御前で死んだ。 11 ダビデも怒った。主がウザを打ち砕かれたからである。その場所をペレツ・ウザ(ウザを砕く)と呼んで今日に至っている。 12 その日、ダビデは神を恐れ、「どうして神の箱をわたしのもとに迎えることができようか」と言って、 13 ダビデの町、自分のもとに箱を移さなかった。彼は箱をガト人オベド・エドムの家に向かわせた。 14 三か月の間、神の箱はオベド・エドムの家族とともに、その家の中にあった。主はオベド・エドムの家の者とその財産のすべてを祝福された。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/1CH/13-779e597a7dfc71aab25b0c31a18bfe6b.mp3?version_id=1819—

歴代誌上 14

ダビデ王の勢力増大 1 ティルスの王ヒラムは、ダビデのもとに使節を派遣し、王宮建設のためにレバノン杉、石工、大工を送ってきた。 2 ダビデは、主が彼をイスラエルの王として揺るぎないものとされ、主の民イスラエルのために彼の王権を非常に高めてくださったことを悟った。 3 ダビデはエルサレムでも妻をめとり、息子や娘が更に生まれた。 4 エルサレムで生まれたダビデの子供たちの名は次のとおりである。シャムア、ショバブ、ナタン、ソロモン、 5 イブハル、エリシュア、エルペレト、 6 ノガ、ネフェグ、ヤフィア、 7 エリシャマ、ベエルヤダ、エリフェレト。 8 ペリシテ人は、ダビデが油を注がれて全イスラエルの王となったことを聞いた。すべてのペリシテ人が、ダビデの命をねらって攻め上って来た。ダビデはこれを聞いて彼らに向かって出陣した。 9 やって来たペリシテ人はレファイムの谷に侵入した。 10 ダビデは神に託宣を求めた。「ペリシテ人に向かって攻め上るべきでしょうか。彼らをこの手にお渡しくださるでしょうか。」主はダビデに答えられた。「攻め上れ。あなたの手に渡す。」 11 彼らはバアル・ペラツィムに攻め上り、ダビデは敵を討ち滅ぼして、こう言った。「神は敵をこの手で、水が堤防を破るように打ち破ってくださった。」その場所をバアル・ペラツィム(破れ目の主)と呼ぶのは、このためである。 12 ペリシテ人が自分たちの神々をそこに捨てて行ったので、ダビデは命じて、それを火で焼かせた。 13 ペリシテ人は再び谷に侵入した。 14 ダビデが再び神に託宣を求めると、神は次のように答えられた。「彼らを追って攻め上らず、彼らを避けて回り込め。バルサムの茂みの反対側から敵に向かえ。 15 茂み越しに行軍の音を聞いたら、そのとき出て行って戦え。神がペリシテの陣営を討つために、あなたに先んじて出陣されるのだ。」 16 ダビデは神の命じられたとおりに行動し、彼らはギブオンからゲゼルに至るまで、ペリシテ人の陣営を討ち滅ぼした。 17 こうしてダビデの名声はすべての国々に及んだ。主は諸国の民が皆、彼を恐れるようにされた。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/1CH/14-e2bdc6f095453f5fe0a5ae3319a80fe6.mp3?version_id=1819—

歴代誌上 15

神の箱を迎えに行く 1 ダビデは、ダビデの町に宮殿を造り、神の箱のために場所を整え、天幕を張った。 2 ダビデは言った。「神の箱を担ぐのは、レビ人でなければならない。彼らこそ、主の箱を担ぎ、永遠に主に仕えるために主によって選ばれた者である。」 3 ダビデはイスラエルのすべての人々をエルサレムに召集し、主の箱を運び上げて、そのために整えた場所に納めようとした。 4 彼はまたアロンの子らとレビ人たちを呼び集めた。 5 ケハトの一族では、ウリエルを長としてその兄弟百二十人。 6 メラリの一族では、アサヤを長としてその兄弟二百二十人。 7 ゲルショムの一族では、ヨエルを長としてその兄弟百三十人。 8 エリツァファンの一族では、シェマヤを長としてその兄弟二百人。 9 ヘブロンの一族では、エリエルを長としてその兄弟八十人。 10 ウジエルの一族では、アミナダブを長としてその兄弟百十二人。 11 ダビデは祭司ツァドクとアビアタル、レビ人のウリエル、アサヤ、ヨエル、シェマヤ、エリエル、アミナダブを呼んで、 12 言った。「レビ族の家系の長であるあなたたちは、兄弟たちと共に自らを聖別し、イスラエルの神、主の箱を、わたしが整えた場所に運び上げよ。 13 最初のときにはあなたたちがいなかったので、わたしたちの神、主はわたしたちを打ち砕かれた。わたしたちが法に従って主を求めなかったからである。」 14 祭司とレビ人は、イスラエルの神、主の箱を運び上げるため自らを聖別した。 15 主の言葉に従ってモーセが命じたように、レビ人たちが竿を肩に当てて神の箱を担いだ。 16 ダビデはレビ人の長たちに命じて、詠唱者であるその兄弟たちを任務に就かせ、琴、竪琴、シンバルなどの楽器を奏で、声を張り上げ、喜び祝うようにさせた。 17 レビ人たちはヨエルの子ヘマン、その兄弟の一人ベレクヤの子アサフ、その兄弟であるメラリの一族の一人クシャヤの子エタンを任務に就かせた。 18 また彼らと共に、彼らの第二の兄弟ゼカルヤ、ベン、ヤアジエル、シェミラモト、エヒエル、ウンニ、エリアブ、ベナヤ、マアセヤ、マティトヤ、エリフェレフ、ミクネヤ、オベド・エドム、エイエルを任務に就かせた。彼らは門衛であった。 19 詠唱者ヘマン、アサフ、エタンは青銅のシンバルを鳴らし、 20 ゼカルヤ、アジエル、シェミラモト、エヒエル、ウンニ、エリアブ、マアセヤ、ベナヤは琴をアラモト調で奏で、 21 マティトヤ、エリフェレフ、ミクネヤ、オベド・エドム、エイエル、アザズヤは竪琴を第八調で奏でて歌を導いた。 22 レビ人の長ケナンヤは、運搬に当たり、運搬を指揮した。彼はそれを専門としていた。 23 ベレクヤとエルカナは門衛として神の箱を守り、 24 祭司たちシェバンヤ、ヨシャファト、ネタンエル、アマサイ、ゼカルヤ、ベナヤ、エリエゼルは、神の箱の前でラッパを鳴らした。オベド・エドムとエヒヤも門衛として神の箱を守った。 25 ダビデは、イスラエルの長老と千人隊の長たちと共に行き、喜び祝って主の契約の箱をオベド・エドムの家から運び上げようとした。 26 主の契約の箱を担ぐレビ人を神が助けてくださったので、彼らは雄牛七頭と雄羊七匹をいけにえとしてささげた。 27 ダビデは亜麻布の上着をまとっていた。箱を担ぐすべてのレビ人も、詠唱者も、運搬長ケナンヤも同様であった。ダビデは麻のエフォドも着けていた。 […]

歴代誌上 16

神の箱の前で儀式を始める 1 人々は神の箱を運び入れ、ダビデの張った天幕の中に安置し、神の御前に焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげた。 2 焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげ終わると、ダビデは主の御名によって民を祝福し、 3 イスラエル人のすべてに、男にも女にも、パン一個となつめやしの菓子、干しぶどうの菓子を分け与えた。 4 彼はレビ人の幾人かを奉仕者として主の箱の前に立て、イスラエルの神、主をたたえて感謝をささげ、賛美するように命じた。 5 アサフを頭とし、次にゼカルヤ、更にエイエル、シェミラモト、エヒエル、マティトヤ、エリアブ、ベナヤ、オベド・エドム、エイエルを立てた。彼らは琴と竪琴を奏で、アサフはシンバルを鳴らし、 6 祭司のベナヤとヤハジエルは神の契約の箱の前で、絶えずラッパを吹いた。 7 ダビデはその日その時、初めてアサフとその兄弟たちに、主に感謝をささげる務めを託した。 8 主に感謝をささげて御名を呼べ。諸国の民に御業を示せ。 9 主に向かって歌い、ほめ歌をうたい/驚くべき御業をことごとく歌え。 10 聖なる御名を誇りとせよ。主を求める人よ、心に喜びを抱き 11 主を、主の御力を尋ね求め/常に御顔を求めよ。 12 主の成し遂げられた驚くべき御業と奇跡を/主の口から出る裁きを心に留めよ。 13 主の僕イスラエルの子孫よ/ヤコブの子ら、主に選ばれた人々よ。 14 主はわたしたちの神/主の裁きは全地に及ぶ。 15 とこしえに主の契約を心に留めよ/千代に及ぼすよう命じられた御言葉を 16 アブラハムと結ばれた契約/イサクに対する誓いを。 17 主はそれをヤコブに対する掟とし/イスラエルへのとこしえの契約として立て 18 宣言された/「わたしはあなたにカナンの地を/嗣業として継がせよう」と。 19 その地で、あなたたちはまだ数少なく/寄留の民の小さな群れで 20 国から国へ/ひとつの王国から他の民のもとへと移って行った。 21 主は彼らを虐げることをだれにも許さず/彼らのことを、王たちに戒めて言われた 22 「わたしが油を注いだ人々に触れるな/わたしの預言者たちに災いをもたらすな」と。 23 全地よ、主に向かって歌え。日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。 24 国々に主の栄光を語り伝えよ/諸国の民にその驚くべき御業を。 25 大いなる主、大いに賛美される主/神々を超えて、最も畏るべき方。 26 諸国の民の神々はすべてむなしい。主は天を造られ 27 御前には栄光と輝きがあり/聖所には力と喜びがある。 […]

歴代誌上 17

ナタンの預言 1 ダビデは王宮に住むようになり、預言者ナタンに言った。「見なさい。わたしはレバノン杉の家に住んでいるが、主の契約の箱は、天幕を張ってその下に置いたままだ。」 2 ナタンはダビデに言った。「心にあることは何でも実行なさるとよいでしょう。神はあなたと共におられます。」 3 しかし、その夜、ナタンに臨んだ神の言葉は次のとおりであった。 4 「わたしの僕ダビデのもとに行って告げよ。主はこう言われる。わたしのために住むべき家を建てるのはあなたではない。 5 わたしはイスラエルを導き上った日から今日に至るまで、家に住まず、天幕から天幕へ、幕屋から幕屋へと移って来た。 6 わたしはすべてのイスラエルと常に共に歩んできたが、その間、わたしの民を牧するようにと命じたイスラエルの士師の一人にでも、なぜわたしのためにレバノン杉の家を建てないのか、と言ったことがあろうか。 7 わたしの僕ダビデに告げよ。万軍の主はこう言われる。わたしは牧場の羊の群れの後ろからあなたを取って、わたしの民イスラエルの指導者にした。 8 あなたがどこに行こうとも、わたしは共にいて、あなたの行く手から敵をことごとく断ち、地上の大いなる者に並ぶ名を与えよう。 9 わたしの民イスラエルには一つの所を定め、彼らをそこに植え付ける。民はそこに住み着いて、もはや、おののくことはなく、昔のように不正を行う者に虐げられることもない。 10 わたしの民イスラエルの上に士師を立てたころからの敵をわたしはことごとく屈服させる。わたしはあなたに告げる。主が、あなたのために家を建てる。 11 あなたが生涯を終え、先祖のもとに行くとき、あなたの子孫、あなたの子の一人に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。 12 この者がわたしのために家を建て、わたしは彼の王座をとこしえに堅く据える。 13 わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となる。わたしはあなたに先立つ者から取り去ったように、彼から慈しみを取り去りはしない。 14 わたしは彼をとこしえにわたしの家とわたしの王国の中に立てる。彼の王座はとこしえに堅く据えられる。」 15 ナタンはこれらの言葉をすべてそのまま、この幻のとおりにダビデに告げた。 ダビデ王の祈り 16 ダビデ王は主の御前に出て座し、次のように言った。「神なる主よ、何故わたしを、わたしの家などを、ここまでお導きくださったのですか。 17 神よ、御目には、それも小さな事にすぎません。あなたは、この僕の家の遠い将来にかかわる御言葉まで賜りました。神なる主よ、あなたはわたしをとりわけ優れた人間と見なされたのでしょうか。 18 あなたは僕を重んじてくださいました。ダビデはこの上、何を申し上げることができましょう。あなたは僕を認めてくださいました。 19 主よ、あなたは僕のために、御心のままに、このように大きな御業をことごとく行い、その大きな御業をことごとく知らせてくださいました。 20 主よ、あなたに比べられるものはなく、あなた以外に神があるとは耳にしたこともありません。 21 また、この地上に一つでも、あなたの民イスラエルのような民がありましょうか。神は進んでこれを贖って御自分の民とし、御名を上げるために、大いなる恐るべき御業によって、エジプトから贖ったあなたの民の前から異邦の民を追い払われました。 22 主よ、更にあなたはあなたの民イスラエルをとこしえに御自分の民とし、あなた御自身がその神となられました。 23 主よ、今この僕とその家について賜った御言葉をとこしえに確かなものとし、御言葉のとおりになさってください。 24 それが確かなものとされ、『万軍の主、イスラエルの神はまことにイスラエルの神』と唱えられる御名が、とこしえにあがめられますように。僕ダビデの家が御前に堅く据えられますように。 25 わたしの神よ、あなたは僕の耳を開き、僕のために家を建てる、と告げてくださいました。それゆえ、僕はあえて御前に出て祈っているのです。 26 主よ、あなたは神です。あなたは僕にこのような恵みの御言葉を賜りました。 27 […]

歴代誌上 18

ダビデの戦果 1 その後、ダビデはペリシテ人を討って屈服させ、ペリシテ人の手からガトとその周辺の村落を奪った。 2 また、モアブを討ち、モアブ人はダビデに隷属し、貢を納めるものとなった。 3 ダビデは次に、ハマト地方のツォバの王ハダドエゼルが、ユーフラテスに覇権を確立しようと行動を起こしたとき、彼を討ち、 4 戦車一千、騎兵七千、歩兵二万を捕獲し、戦車の馬は、百頭を残して、そのほかはすべて腱を切ってしまった。 5 ダマスコのアラム人がツォバの王ハダドエゼルの援軍として参戦したが、ダビデはこのアラム軍二万二千をも討ち、 6 ダマスコのアラム人に対して守備隊を置いた。こうしてアラム人もダビデに隷属し、貢を納めるものとなった。主はダビデに、その行く先々で勝利を与えられた。 7 ダビデは、ハダドエゼルの家臣がそれぞれ携えていた金の盾を没収してエルサレムに運んだ。 8 またダビデは、ハダドエゼルの町ティブハトとクンから大量の青銅を奪い取った。ソロモンはこれを用いて青銅の「海」、柱、青銅の祭具を造った。 9 ハマトの王トウは、ダビデがツォバの王ハダドエゼルの軍勢を討ち滅ぼしたと聞き、 10 王子ハドラムをダビデ王のもとに遣わして安否を問わせた。トウ自身、ハダドエゼルと交戦中であったので、ハダドエゼルに対するダビデの戦勝を祝って、金、銀、青銅のさまざまな品を贈った。 11 ダビデ王はこれらの品々を、すべての異邦の民、すなわちエドム、モアブ、アンモン人、ペリシテ人、アマレクから得た銀や金と共に主のために聖別した。 12 ツェルヤの子アブシャイは塩の谷でエドム人一万八千人を討ち殺し、 13 エドムに守備隊を置いた。こうして全エドムはダビデに隷属した。主はダビデに、行く先々で勝利を与えられた。 ダビデの重臣たち 14 ダビデは王として全イスラエルを支配し、その民すべてのために裁きと恵みの業を行った。 15 ツェルヤの子ヨアブは軍の司令官。アヒルドの子ヨシャファトは補佐官。 16 アヒトブの子ツァドクとアビアタルの子アビメレクは共に祭司。シャウシャは書記官。 17 ヨヤダの子ベナヤはクレタ人とペレティ人の監督官。ダビデの息子たちは王の側近として仕えた。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/1CH/18-044165dcf6553ec6dbbd40f154ca5feb.mp3?version_id=1819—

歴代誌上 19

アンモン、アラムとの戦い 1 その後、アンモン人の王ナハシュが死に、その子が代わって王となった。 2 ダビデは、「ハヌンの父ナハシュがわたしに忠実であったのだから、わたしもその子ハヌンに忠実であるべきだ」と言って、使節を遣わして哀悼の意を表そうとした。ところが、ダビデの家臣たちがハヌンに哀悼の意を表すためにアンモン人の領地に入ると、 3 アンモン人の高官たちはハヌンに言った。「ダビデがお父上に敬意を表して弔問の使節を送って来たとお考えになってはなりません。ダビデの家臣があなたのもとに来たのは、この地を探って倒すため、うかがうためにちがいありません。」 4 それでハヌンはダビデの家臣を捕らえ、ひげをそり落とし、衣服も半分、腰から下を切り落として追い返した。 5 この人たちが甚だしい辱めを受けたという知らせがダビデに届くと、ダビデは人を遣わして彼らを迎えさせ、王の伝言として、「ひげが生えそろうまでエリコにとどまり、それから帰るように」と言わせた。 6 アンモン人はダビデの憎しみをかったことを悟った。ハヌンとアンモン人は銀千キカルを送って、アラム・ナハライム、アラム・マアカ、ツォバから戦車と騎兵を借り受けようとした。 7 こうして彼らは戦車三万二千両を借り、またマアカの王とその民の加勢を得た。彼らはメデバの前に来て陣を張った。アンモン人も町々から戦うために集まった。 8 これを聞いたダビデは、ヨアブをはじめ勇士たちの全軍を送り出した。 9 アンモン人は町の入り口まで出て戦いに備え、援軍として来た諸国の王は野にあって戦いに備えた。 10 ヨアブは戦線が前方と後方にあるのを見て、イスラエルの全精鋭から兵をえりすぐり、アラム軍に向かって戦列を整え、 11 残りの兵士を兄弟アブシャイの指揮にゆだね、アンモン軍に向かって戦列を整えさせた。 12 ヨアブは言った。「アラム人がわたしより強ければ、こちらを助けてくれ。アンモン人がお前より強ければ、そちらを助ける。 13 我らの民のため、我らの神の町々のため、雄々しく戦おう。主が良いと思われることを行ってくださるように。」 14 ヨアブと彼に従う兵士たちが戦おうと迫ると、アラム軍はヨアブの前から逃げ去った。 15 アラム軍が逃げるのを見ると、アンモン人も、ヨアブの兄弟アブシャイの前から逃げ出し、町の中に入った。こうして、ヨアブはエルサレムに帰った。 16 イスラエルに打ち負かされたと見ると、アラムは使者を遣わして、ユーフラテスの向こうにいたアラム軍を出動させた。ハダドエゼルの軍の司令官ショファクが彼らを率いていた。 17 報告を受けたダビデもイスラエルの全軍を集結させ、ヨルダン川を渡って彼らに近づき、戦列を整えた。ダビデは戦列を整えてアラムを攻撃し、戦った。 18 彼らはイスラエルの前から逃げ去った。ダビデはアラムの戦車兵七千、歩兵四万を殺し、軍の司令官ショファクも殺した。 19 ハダドエゼルに隷属していた人々は、イスラエルに敗北したことを認めてダビデに和を請い、彼に隷属した。アラム人は、二度とアンモン人を支援しようとはしなかった。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/1CH/19-dfe51f26a355d2487cdbe92e6a4aef67.mp3?version_id=1819—

歴代誌上 20

1 年が改まり、王たちが出陣する時期になった。ヨアブは軍隊を率いてアンモン人の地を荒らし、ラバに来てこれを包囲した。しかしダビデ自身はエルサレムにとどまっていた。ヨアブはラバを攻略し、破壊した。 2 ダビデはその王の冠を王の頭から奪い取った。それは一キカルの金で作られ、宝石で飾られていた。これはダビデの頭を飾ることになった。ダビデがこの町から奪い去った戦利品はおびただしかった。 3 そこにいた人々を引き出し、のこぎり、鉄のつるはし、斧を持たせて働かせた。また、アンモン人のほかの町々もすべてこのようにした。それからダビデと兵士は皆、エルサレムに凱旋した。 4 その後、ゲゼルでペリシテ人との戦いが起こった。このときは、フシャ人シベカイがレファイムの子孫の一人シパイを打ち殺し、彼らは服従することとなった。 5 またペリシテ人との戦いがあったとき、ヤイルの子エルハナンがガト人ゴリアトの兄弟ラフミを打ち殺した。ラフミの槍の柄は機織りの巻き棒ほどもあった。 6 別の戦いがガトでもあった。ラファの子孫で、指が六本ずつ、合わせて二十四本ある巨人が出て来て、 7 イスラエルを辱めたが、ダビデの兄弟シムアの子ヨナタンが彼を討ち取った。 8 この者たちはガトにいたラファの子孫で、ダビデとその家臣の手によって倒された。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/1CH/20-39932b7a40f4c105ebb45821f7c80b27.mp3?version_id=1819—

歴代誌上 21

ダビデの人口調査 1 サタンがイスラエルに対して立ち、イスラエルの人口を数えるようにダビデを誘った。 2 ダビデはヨアブと民の将軍たちに命じた。「出かけて行って、ベエル・シェバからダンに及ぶイスラエル人の数を数え、その結果をわたしに報告せよ。その数を知りたい。」 3 ヨアブは言った。「主がその民を百倍にも増やしてくださいますように。主君、王よ、彼らは皆主君の僕ではありませんか。主君はなぜ、このようなことをお望みになるのですか。どうしてイスラエルを罪のあるものとなさるのですか。」 4 しかし、ヨアブに対する王の命令は厳しかったので、ヨアブは退き、イスラエルをくまなく巡ってエルサレムに帰還した。 5 ヨアブは調べた民の数をダビデに報告した。全イスラエルには剣を取りうる男子が百十万、ユダには剣を取りうる男子が四十七万であった。 6 ヨアブにとって王の命令は忌まわしいものであったので、彼はその際レビ人とベニヤミンの調査はしなかった。 7 神はこのことを悪と見なされ、イスラエルを撃たれた。 8 ダビデは神に言った。「わたしはこのようなことを行って重い罪を犯しました。どうか僕の悪をお見逃しください。大変愚かなことをしました。」 9 主はダビデの先見者ガドに告げられた。 10 「行ってダビデに告げよ。主はこう言われる。『わたしはあなたに三つの事を示す。その一つを選ぶがよい。わたしはそれを実行する』と。」 11 ガドはダビデのもとに来て告げた。「主はこう言われる。『いずれかを受け取るがよい。 12 三年間の飢饉か、三か月間敵に蹂躙され、仇の剣に攻められることか、三日間この国に主の剣、疫病が起こり、主の御使いによってイスラエル全土に破滅がもたらされることか。』わたしを遣わされた方にどうお答えすべきか、決めてください。」 13 ダビデはガドに言った。「大変な苦しみだ。主の御手にかかって倒れよう。主の慈悲は大きい。人間の手にはかかりたくない。」 14 主はそこでイスラエルに疫病をもたらされ、イスラエル人のうち七万人が倒れた。 15 神は御使いをエルサレムに遣わし、これを滅ぼしてしまおうとされたが、御使いが滅ぼそうとするのを主は御覧になり、この災いを思い返され、滅ぼそうとする御使いに言われた。「もう十分だ。その手を下ろせ。」主の御使いはエブス人オルナンの麦打ち場に立っていた。 16 ダビデが目を凝らすと主の御使いが地と天の間に立ち、剣を抜いて手に持ち、エルサレムに向けているのが見えた。粗布に身を包んでいたダビデと長老たちは地に顔をつけて伏した。 17 ダビデは神に言った。「民を数えることを命じたのはわたしではありませんか。罪を犯し、悪を行ったのはこのわたしです。この羊の群れが何をしたのでしょうか。わたしの神、主よ、どうか御手がわたしとわたしの父の家に下りますように。あなたの民を災難に遭わせないでください。」 18 主の御使いは、ダビデにこう伝えるようガドに言った。「ダビデはエブス人オルナンの麦打ち場に上り、主のための祭壇を築かなければならない。」 19 ダビデは、ガドが主の御名によって告げた言葉に従い、上って行った。 20 オルナンも振り向いて、御使いを見た。一緒にいた四人の子らは身を隠したが、オルナンは麦を打ち始めた。 21 ダビデがオルナンのところまで来たとき、オルナンはよく見て、それがダビデであることに気づき、麦打ち場から出て、ダビデの前で地にひれ伏した。 22 ダビデはオルナンに言った。「この麦打ち場を譲ってもらいたい。わたしはそこに主のために祭壇を築かなければならない。代価を十分支払ってそれを譲り受け、民から疫病を除きたい。」 23 オルナンはダビデに言った。「お受け取りください。主君、王の目に良いと映るままに行ってください。御覧ください。焼き尽くす献げ物のための牛も、薪にする打穀機も、穀物の献げ物のための麦も、わたしは差し上げます。すべて差し上げます。」 24 ダビデ王はオルナンに言った。「いや、わたしは代価を十分支払って買い取らなければならない。あなたのものを主にささげることはできない。無償で得た焼き尽くす献げ物をささげることはできない。」 25 ダビデはその土地の代金として金六百シェケルをオルナンに渡した。 26 ダビデはそこに主のための祭壇を築き、焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげ、主に祈り求めた。主は焼き尽くす献げ物の祭壇に天からの火を送って答えられた。 27 主は御使いに命じて、剣をさやに納めるようにされた。 […]