1 そこでダビデは言った。「神なる主の神殿はここにこそあるべきだ。イスラエルのために焼き尽くす献げ物をささげる祭壇は、ここにこそあるべきだ。」 神殿造営の準備 2 ダビデは、イスラエル国内の寄留民を集めるよう命じ、彼らを神殿造営に必要な切り石を切り出すための採石労働者に任じた。 3 ダビデはまた門の扉の釘とちょうつがいを造るために鉄を大量に準備した。青銅もおびただしく、量ることができず、 4 レバノン杉も、シドン人とティルス人が大量にダビデのもとに運んで来たので、その数は分からなかった。 5 ダビデは、「わが子ソロモンは、主のために壮大な神殿を築き、その名声と光輝を万国に行き渡らせるためにはまだ若くて弱い。わたしが準備しなければならない」と言って、死ぬ前に多くの準備をした。 6 ダビデはその子ソロモンを呼び、イスラエルの神、主のために神殿を築くことを命じて、 7 ソロモンに言った。「わたしの子よ、わたしはわたしの神、主の御名のために神殿を築く志を抱いていた。 8 ところが主の言葉がわたしに臨んで、こう告げた。『あなたは多くの血を流し、大きな戦争を繰り返した。わたしの前で多くの血を大地に流したからには、あなたがわたしの名のために神殿を築くことは許されない。 9 見よ、あなたに子が生まれる。その子は安らぎの人である。わたしは周囲のすべての敵からその子を守って、安らぎを与える。それゆえ、その子の名はソロモンと呼ばれる。わたしは、この子が生きている間、イスラエルに平和と静けさを与える。 10 この子がわたしの名のために神殿を築く。この子はわたしの子となり、わたしはその父となる。わたしはその王座を堅く据え、とこしえにイスラエルを支配させる。』 11 わたしの子よ、今こそ主が共にいてくださり、あなたについて告げられたとおり、あなたの神、主の神殿の建築を成し遂げることができるように。 12 賢明に判断し識別する力を主があなたに与え、イスラエルの統治を託してくださり、あなたの神、主の律法を守らせてくださるように。 13 あなたは、主がイスラエルのために、モーセにお授けになった掟と法を行うよう心掛けるなら、そのとき成し遂げることができる。勇気をもて。雄々しくあれ。恐れてはならない。おじけてはならない。 14 見よ、わたしは苦労して主の神殿のために金十万キカル、銀百万キカルを準備した。青銅も鉄もおびただしくて量りきれない。材木も石材も準備した。更に増し加えるがよい。 15 あなたのもとには多くの職人、採石労働者、石工、大工、あらゆる分野のあらゆる達人がおり、 16 金、銀、青銅、鉄も数えきれない。立ち上がって実行せよ。主が共にいてくださるように。」 17 ダビデは、その子ソロモンを支援するように、イスラエルの高官たちすべてに命じた。 18 「あなたたちの神、主は、あなたたちと共にいて、周囲の者たちからあなたたちを守り、安らぎを与えられたではないか。主がこの地の住民をわたしの手に渡され、この地は主とその民の前に従うようになったからである。 19 今こそ、心と魂を傾けてあなたたちの神、主を求め、神なる主の聖所の建築に立ち上がれ。主の御名のために建てられる神殿に、主の契約の箱と神の聖なる祭具を運び入れよ。」 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/1CH/22-4b4ea66208886fcf8ae2e95cf1ca54fc.mp3?version_id=1819—
Monthly Archives: September 2018
歴代誌上 23
レビ人の任務 1 老人となり、長寿に恵まれたダビデは、その子ソロモンをイスラエルの王とし、 2 イスラエルの全高官、祭司、レビ人を呼び集めた。 3 三十歳以上のレビ人を数えたところ、その男子の数は、三万八千人であった。 4 そのうち、二万四千人は主の神殿における務めを指揮する者に、六千人は役人と裁判官に、 5 四千人は門衛に、四千人は、ダビデが賛美するために作った楽器を奏でて、主を賛美する者になった。 6 ダビデはレビ人をレビの子ゲルション、ケハト、メラリの組に分けた。 7 ゲルションの組に属したのはラダンとシムイ。 8 ラダンの子らはエヒエルを頭として、ゼタム、ヨエルの三人。 9 シムイの子らはシェロモト、ハジエル、ハランの三人。彼らはラダンの家系の長であった。 10 シムイの子らはヤハト、ジナ、エウシュ、ベリア。これら四人がシムイの子であった。 11 ヤハトを頭としてジザが次男であった。エウシュとベリアは、多くの子には恵まれなかったので、一つの家系として登録された。 12 ケハトの子らはアムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエルの四人。 13 アムラムの子らはアロンとモーセ。アロンは、その子らと共に選び分けられ、神聖なる物をとこしえに聖別し、主の御前で香をたき、主に仕え、主の御名によってとこしえに祝福する者となった。 14 モーセは神の人であり、その子らはレビの部族という名を受けた。 15 モーセの子らはゲルショムとエリエゼル。 16 ゲルショムの子らはシェブエルが頭。 17 エリエゼルの子らは、レハブヤが頭。エリエゼルにはほかに子がなかったが、レハブヤの子らは非常に多かった。 18 イツハルの子らは、シェロミトが頭。 19 ヘブロンの子らはエリヤを頭として、次男がアマルヤ、三男がヤハジエル、四男がエカムアム。 20 ウジエルの子らはミカを頭として、次男がイシヤ。 21 メラリの子らはマフリとムシ。マフリの子らはエルアザルとキシュ。 22 エルアザルは息子がないまま死んだが、娘たちがいて、彼らの兄弟たち、キシュの子らが彼女たちをめとった。 23 ムシの子らはマフリ、エデル、エレモトの三人。 24 以上がその家系によるレビの子ら、すなわち一人一人名を挙げて数えられ、登録された家系の長で、主の神殿の奉仕を職務とする二十歳以上の者であった。 25 ダビデは言った。「イスラエルの神、主はその民に安らぎを与え、とこしえにエルサレムにお住まいになる。 26 レビ人はもはや幕屋とその奉仕に用いるすべての祭具を担ぐ必要がない。」 27 これがダビデの最後の言葉によって数え上げられた二十歳以上のレビ人であり、 […]
歴代誌上 24
祭司の組織 1 アロンの子らも組に分けられた。アロンの子らはナダブ、アビフ、エルアザル、イタマル。 2 ナダブとアビフは父に先立って死に、子も残さなかった。そこでエルアザルとイタマルが祭司の務めを果たした。 3 ダビデは、エルアザルの子らの一人ツァドクとイタマルの子らの一人アヒメレクと共に、それぞれ任命されている奉仕に従って、アロンの子らを組に分けた。 4 家系の長の数はエルアザルの子らの方がイタマルの子らより多いことが分かったので、エルアザルの子らは十六人の家系の長に従って、イタマルの子らは八人の家系の長に従って組に分けた。 5 エルアザルの子らにもイタマルの子らにも聖所の長と神の長がいたので、彼らはくじによって組に分けられた。 6 レビ人の一人、書記官ネタンエルの子シェマヤが、王と高官、祭司ツァドク、アビアタルの子アヒメレク、祭司とレビ人の家系の長たちの前で、それを記録した。エルアザルの家系が一つ選び出され、また一つ選び出されると、イタマルの家系も一つ選び出された。 7 第一のくじはヨヤリブに当たった。第二のくじはエダヤに、 8 第三のくじはハリムに、第四のくじはセオリムに、 9 第五のくじはマルキヤに、第六のくじはミヤミンに、 10 第七のくじはハコツに、第八のくじはアビヤに、 11 第九のくじはイエシュアに、第十のくじはシェカンヤに、 12 第十一のくじはエルヤシブに、第十二のくじはヤキムに、 13 第十三のくじはフパに、第十四のくじはイエシェブアブに、 14 第十五のくじはビルガに、第十六のくじはイメルに、 15 第十七のくじはヘジルに、第十八のくじはハピツェツに、 16 第十九のくじはペタフヤに、第二十のくじはエヘズケルに、 17 第二十一のくじはヤキンに、第二十二のくじはガムルに、 18 第二十三のくじはデラヤに、第二十四のくじはマアズヤに当たった。 19 このように彼らはその奉仕に任命され、イスラエルの神、主がお命じになったように、先祖アロンによって伝えられた法に従って主の神殿に入った。 その他のレビ人 20 レビの他の子孫として、アムラムの子らにはシュバエル、シュバエルの子らにはイエフデヤ、 21 レハブヤ、レハブヤの子らには頭のイシヤ、 22 イツハルの一族にはシェロモト、シェロモトの子らにはヤハト、 23 ヘブロンの子らにはエリヤ、次男アマルヤ、三男ヤハジエル、四男エカムアム、 24 ウジエルの子らにはミカ、ミカの子らにはシャミル、 25 ミカの兄弟イシヤ、イシヤの子らにはゼカルヤ、 26 メラリの子らにはマフリ、ムシ、その子ヤアジヤの子ら、 27 […]
歴代誌上 25
詠唱者 1 ダビデと将軍たちはアサフ、ヘマン、エドトンの子らを選び分けて、奉仕の務めに就かせた。彼らは竪琴、琴、シンバルを奏でながら預言した。この奉仕を職務とする者の数は次のとおりである。 2 アサフの子らについては、ザクル、ヨセフ、ネタンヤ、アサルエラ。アサフの子らは王の指示に従って預言したアサフの指示に従った。 3 エドトンについては、その子らゲダルヤ、ツェリ、エシャヤ、シムイ、ハシャブヤ、マティトヤの六人。竪琴を奏でながら預言して主に感謝し、賛美をささげた父エドトンの指示に彼らは従った。 4 ヘマンについては、その子らブキヤ、マタンヤ、ウジエル、シェブエル、エリモト、ハナンヤ、ハナニ、エリアタ、ギダルティ、ロマムティ・エゼル、ヨシュベカシャ、マロティ、ホティル、マハジオト。 5 彼らは皆、角を高く上げる神の言葉をもった王の先見者ヘマンの子らである。ヘマンは十四人の息子と三人の娘を神から授けられた。 6 彼らは皆、父の指示に従って主の神殿でシンバル、琴、竪琴を奏で、歌をうたって神殿の奉仕に従事し、王と、アサフ、エドトン、ヘマンの指示に従った。 7 主に向かって歌をうたうための訓練を受け、皆が熟練した者であったその兄弟たちも含め、彼らの数は二百八十八人であった。 8 彼らは年少者も年長者も、熟練した者も初心者も区別なく、くじによって務めの順番を決めた。 9 第一のくじはアサフに、すなわちヨセフに当たった。第二のくじはゲダルヤとその兄弟と息子十二人に。 10 第三のくじはザクルとその息子、その兄弟十二人に。 11 第四のくじはイツリとその息子、その兄弟十二人に。 12 第五のくじはネタンヤとその息子、その兄弟十二人に。 13 第六のくじはブキヤとその息子、その兄弟十二人に。 14 第七のくじはエサルエラとその息子、その兄弟十二人に。 15 第八のくじはエシャヤとその息子、その兄弟十二人に。 16 第九のくじはマタンヤとその息子、その兄弟十二人に。 17 第十のくじはシムイとその息子、その兄弟十二人に。 18 第十一のくじはアザルエルとその息子、その兄弟十二人に。 19 第十二のくじはハシャブヤとその息子、その兄弟十二人に。 20 第十三のくじはシュバエルとその息子、その兄弟十二人に。 21 第十四のくじはマティトヤとその息子、その兄弟十二人に。 22 第十五のくじはエレモトとその息子、その兄弟十二人に。 23 第十六のくじはハナンヤとその息子、その兄弟十二人に。 24 第十七のくじはヨシュベカシャとその息子、その兄弟十二人に。 25 第十八のくじはハナニとその息子、その兄弟十二人に。 26 第十九のくじはマロティとその息子、その兄弟十二人に。 27 第二十のくじはエリヤタとその息子、その兄弟十二人に。 […]
歴代誌上 26
門衛 1 門衛の組分けについて。コラの一族ではアサフの子らの一人、コレの子メシェレムヤ。 2 メシェレムヤには息子がいた。長男ゼカルヤ、次男エディアエル、三男ゼバドヤ、四男ヤトニエル、 3 五男エラム、六男ヨハナン、七男エルヨエナイ。 4 オベド・エドムにも息子がいた。長男シェマヤ、次男ヨザバド、三男ヨア、四男サカル、五男ネタンエル、 5 六男アミエル、七男イサカル、八男ペウレタイ。まことに神は彼を祝福された。 6 その子シェマヤにも息子が生まれた。息子たちは有能な者だったので、その家系の者たちに対して主導権を握っていた。 7 シェマヤの息子はオトニ、レファエル、オベド、エルザバド、その兄弟の勇者エリフ、セマクヤ。 8 彼らは皆オベド・エドムの子らで、彼らとその息子たち、兄弟たちと共に奉仕にふさわしい力を持つ勇者たちであった。オベド・エドムに属する者は六十二人であった。 9 メシェレムヤには、息子と兄弟が併せて十八人いた。皆、勇者であった。 10 メラリの子らの一人、ホサにも息子がいた。シムリが頭であった。彼は長男ではなかったが、父によって頭とされた。 11 次男はヒルキヤ、三男はテバルヤ、四男はゼカルヤ。ホサの息子と兄弟は皆で十三人であった。 12 彼らによって門衛の組分けがなされた。この者たちの頭ごとに、その兄弟たちと同様に、主の神殿における務めが課せられた。 13 彼らは年少者も年長者も家系ごとにくじを引いて、それぞれの門を決めた。 14 東の門を守るくじが当たったのはシェレムヤであった。賢明な助言を与えるその息子ゼカルヤのためにもくじが引かれ、北の門を守るくじが当たった。 15 南の門を守るくじはオベド・エドムに、その息子たちには倉庫を守るくじが当たった。 16 シュピムとホサには西の門と登り道にあるシャレケトの門が当たった。それぞれの分担に従って警戒に当たった。 17 東にはレビ人六人、北には毎日四人、南には毎日四人、倉庫には二人ずつ、 18 西の廊には通路に四人、廊に二人であった。 19 以上がコラとメラリの子らの門衛たちの組分けである。 20 レビ人の中でアヒヤが神殿の宝物庫の責任を負い、聖別された物の保管に当たった。 21 ラダンの子ら、つまりラダンによるゲルションの子孫で、ゲルションに属するラダンの家系の長たち、エヒエルの一族、 22 エヒエルの子らゼタムとその兄弟ヨエルも主の神殿の宝物庫の責任を負った。 23 アムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエルに属する者については、 24 モーセの孫でゲルショムの子であるシェブエルが宝物庫の主任となった。 25 エリエゼルによる彼の兄弟たちはエリエゼルの子レハブヤ、その子エシャヤ、その子ヨラム、その子ジクリ、その子シェロミト。 26 このシェロミトとその兄弟たちが、ダビデ王と家系の長たち、千人隊と百人隊の長、将軍たちが聖別した聖なる物の保管の全責任を負った。 27 彼らは主の神殿を修理するために戦利品の一部を聖別した。 […]
歴代誌上 27
軍隊の組織 1 イスラエルの子らの数は次のとおりである。家系の長、千人隊と百人隊の長、役人たちは、王に仕えて、一年中どの月も、月ごとに交替する各組のあらゆる事柄に当たった。一組に二万四千人いた。 2 第一の月を担当する第一の組を率いるのは、ザブディエルの子ヤショブアムであった。その組に二万四千人いた。 3 彼はペレツの子らの一人で、第一の月にかかわる全将軍の頭であった。 4 第二の月を担当する組を率いるのはアホアの人ドダイであった。その組と共に指導者ミクロトもいた。その組に二万四千人いた。 5 第三の月を担当する第三の将軍は祭司長ヨヤダの子ベナヤ。その組に二万四千人いた。 6 このベナヤは三十人隊の勇士であり、その三十人隊と自分の組を率いた。アミザバドがその息子であった。 7 第四の月を担当する第四の将軍はヨアブの兄弟アサエルとその跡を継いだ子のゼバドヤであった。その組に二万四千人いた。 8 第五の月を担当する第五の将軍はイズラ人将軍シャムフト。その組に二万四千人いた。 9 第六の月を担当する第六の将軍はテコア人イケシュの子イラ。その組に二万四千人いた。 10 第七の月を担当する第七の将軍はエフライムの子らの一人ペロニ人ヘレツ。その組に二万四千人いた。 11 第八の月を担当する第八の将軍はゼラの一族のフシャ人シベカイ。その組に二万四千人いた。 12 第九の月を担当する第九の将軍はベニヤミンの一族のアナトト人アビエゼル。その組に二万四千人いた。 13 第十の月を担当する第十の将軍はゼラの一族のネトファ人マフライ。その組に二万四千人いた。 14 第十一の月を担当する第十一の将軍はエフライムの子らの一人ピルアトン人ベナヤ。その組に二万四千人いた。 15 第十二の月を担当する第十二の将軍はオトニエルの者ネトファ人ヘルダイ。その組に二万四千人いた。 16 イスラエルの各部族を率いた者。ルベン族ではジクリの子エリエゼルが指導者、シメオン族ではマアカの子シェファトヤ。 17 レビ族ではケムエルの子ハシャブヤ。アロンの一族ではツァドク。 18 ユダではダビデの兄弟の一人エリフ。イサカルではミカエルの子オムリ。 19 ゼブルンではオバドヤの子イシュマヤ。ナフタリ族ではアズリエルの子エリモト。 20 エフライムの子らではアザズヤの子ホシェア。マナセの半部族ではペダヤの子ヨエル。 21 ギレアドにおけるマナセの半部族ではゼカルヤの子イド。ベニヤミンではアブネルの子ヤアシエル。 22 ダンではエロハムの子アザルエル。以上がイスラエル各部族の長であった。 23 ダビデは二十歳以下の者を人口に加えなかったが、それは主がイスラエルを空の星のように数多くすると約束されたからである。 24 ツェルヤの子ヨアブはその数を数え始めたが、数えきることはできず、数え始めたために御怒りがイスラエルに臨み、その数は、『ダビデ王の年代記』の記録に載せられなかった。 王室財産の管理 25 王の貯蔵庫の責任はアディエルの子アズマベトが負った。畑、町、村、塔にある貯蔵庫の責任はウジヤの子ヨナタンが負った。 26 農耕作業に従事する者の責任はケルブの子エズリが負った。 27 […]
歴代誌上 28
ダビデによる神殿建築の宣言 1 ダビデはイスラエルの長たる者をすべてエルサレムに召集した。部族の長、王に仕える各組の将軍たち、千人隊の長、百人隊の長、王と王子たちの全財産と家畜を預かる長官と宦官、勇者、それにすべての勇士も共に召集した。 2 ダビデ王は立ち上がって言った。「わたしの兄弟たち、わたしの民よ、聞け。わたしは主の契約の箱、わたしたちの神の足台を安置する神殿を建てる志を抱き、その建築のために準備を進めてきた。 3 しかし、神はわたしに言われた。『あなたは戦いに明け暮れ、人々の血を流した。それゆえ、あなたがわたしの名のために神殿を築くことは許されない』と。 4 イスラエルの神、主はわたしの父の全家からこのわたしを選び、とこしえにイスラエルの王となるようにされた。主はユダを指導者として選び、そのユダの家の中でわたしの父の家を選び、わたしの父の子らの中でこのわたしを全イスラエルの王にすることをお望みになったからである。 5 主はわたしに多くの子を授けてくださったが、その中からわが子ソロモンを選び、イスラエルを支配する主の御国の王座につくようにされた。 6 主はわたしに言われた。『わたしの家とわたしの庭を築くのは、あなたの子ソロモンである。わたしは自分のために彼を選んで、わたしの子とし、わたしはその父となるからだ。 7 もし彼が、今日のように、わたしの戒めと法をしっかりと行うなら、わたしは彼の王国をとこしえに堅く据えよう』と。 8 今、イスラエルのすべての人々、主の会衆の目の前で、またわたしたちの神が聞いておられるこの場所で言う。あなたたちの神、主のすべての戒めに留意し、それを求めよ。こうしてこの恵みの土地を得、これをあなたたちの後に続く子孫にとこしえに受け継がせよ。 9 わが子ソロモンよ、この父の神を認め、全き心と喜びの魂をもってその神に仕えよ。主はすべての心を探り、すべての考えの奥底まで見抜かれるからである。もし主を求めるなら、主はあなたに御自分を現してくださる。もし主を捨てるならば、主はあなたをとこしえに拒み続けられる。 10 今、よく考えよ、主は聖所とすべき家を建てるためにあなたを選ばれた。勇気をもって行え。」 11 ダビデはその息子ソロモンに、前廊、さまざまな建物、貯蔵室、階上の間、奥の部屋、贖罪所の設計図を手渡した。 12 彼はまた、霊を受けて考えたあらゆるものの設計図を手渡した。そこには主の神殿の中庭、周囲にあるすべての祭司室、神殿の宝物庫、聖別された物の貯蔵庫が示されていた。 13 更に祭司とレビ人の組分け、主の神殿における奉仕の職務のすべて、主の神殿で用いるすべての祭具、 14 奉仕によって使い分けられるすべての金の祭具の金の重量、奉仕によって使い分けられるすべての銀の祭具の銀の重量が示されていた。 15 金の燭台とそのともし火皿の重量はそれぞれの燭台とともし火皿ごとに、銀の燭台については燭台とそのともし火皿の重量が、それぞれの燭台の用途ごとに、 16 また、供え物のパンを載せる聖卓の金の重量は一つ一つの聖卓ごとに、銀の聖卓についてはその銀の重量が示されていた。 17 純金の肉刺し、鉢、壺の重量、金の杯についてはそれぞれの杯の重量、銀の杯についてはそれぞれの杯の重量、 18 精錬された金で造られた香をたく祭壇の重量が示されていた。翼を広げて主の契約の箱を覆う金のケルビムの車の設計図も示されていた。 19 「これらすべては、主の御手がわたしに臨んで記されたもので、計画された工事の全貌を理解させてくれる。」 20 こうしてダビデはその子ソロモンに言った。「勇気をもって雄々しく実行せよ。恐れてはならない。おじけてはならない。わたしの神、神なる主はあなたと共にいて、決してあなたを離れず、捨て置かず、主の神殿に奉仕する職務をことごとく果たさせてくださるからである。 21 見よ、組分けされた祭司とレビ人が神殿のあらゆる奉仕に就こうとしている。何事を果たすにも、あなたにはあらゆる奉仕に関して知恵のある献身的な働き手がすっかりそろっており、長たる者をはじめ民もすべてあなたのあらゆる命令に従おうとしている。」 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/1CH/28-57ac01db226f86076fb46722f5ce5159.mp3?version_id=1819—
歴代誌上 29
神殿建築のための寄贈 1 ダビデ王は全会衆を前にして言った。「わが子ソロモンを神はただ一人お選びになったが、まだ若くて力弱く、この工事は大きい。この宮は人のためではなく神なる主のためのものだからである。 2 わたしは、わたしの神の神殿のために力を尽くして準備してきた。金のために金を、銀のために銀を、青銅のために青銅を、鉄のために鉄を、木材のために木材を、縞めのうの石、象眼用の飾り石、淡い色の石、色彩豊かな石などあらゆる種類の宝石と大量の大理石を調えた。 3 更にわたしは、わたしの神の神殿に対するあつい思いのゆえに、わたし個人の財産である金銀を、聖所のために準備したこれらすべてに加えて、わたしの神の神殿のために寄贈する。 4 建物の壁を覆うためにオフィル産の金を三千キカル、精錬された銀を七千キカル寄贈する。 5 金は金製品のため、銀は銀製品のためであり、職人の手によるすべての作業に用いられる。今日、自ら進んで手を満たし、主に差し出す者はいないか。」 6 すると、家系の長たち、イスラエル諸部族の部族長たち、千人隊と百人隊の長たち、それに王の執務に携わる高官たちは、自ら進んで、 7 神殿に奉仕するために金五千キカル一万ダリク、銀一万キカル、青銅一万八千キカル、鉄十万キカルを寄贈した。 8 宝石を持つ者は、それをゲルション一族のエヒエルの手に託して主の神殿の宝物庫に寄贈した。 9 民は彼らが自ら進んでささげたことを喜んだ。彼らが全き心をもって自ら進んで主にささげたからである。ダビデ王も大いに喜んだ。 ダビデの祈り 10 ダビデは全会衆の前で主をたたえて言った。「わたしたちの父祖イスラエルの神、主よ、あなたは世々とこしえにほめたたえられますように。 11 偉大さ、力、光輝、威光、栄光は、主よ、あなたのもの。まことに天と地にあるすべてのものはあなたのもの。主よ、国もあなたのもの。あなたはすべてのものの上に頭として高く立っておられる。 12 富と栄光は御前にあり、あなたは万物を支配しておられる。勢いと力は御手の中にあり、またその御手をもっていかなるものでも大いなる者、力ある者となさることができる。 13 わたしたちの神よ、今こそわたしたちはあなたに感謝し、輝かしい御名を賛美します。 14 このような寄進ができるとしても、わたしなど果たして何者でしょう、わたしの民など何者でしょう。すべてはあなたからいただいたもの、わたしたちは御手から受け取って、差し出したにすぎません。 15 わたしたちは、わたしたちの先祖が皆そうであったように、あなたの御前では寄留民にすぎず、移住者にすぎません。この地上におけるわたしたちの人生は影のようなもので、希望はありません。 16 わたしたちの神、主よ、わたしたちがあなたの聖なる御名のために神殿を築こうとして準備したこの大量のものは、すべて御手によるもの、すべてはあなたのものです。 17 わたしの神よ、わたしはあなたが人の心を調べ、正しいものを喜ばれることを知っています。わたしは正しい心をもってこのすべてのものを寄進いたしました。また今、ここにいるあなたの民が寄進するのを、わたしは喜びながら見ました。 18 わたしたちの先祖アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ、これをあなたの民の心の思い計ることとしてとこしえに御心に留め、民の心を確かにあなたに向かうものとしてください。 19 わが子ソロモンに全き心を与え、あなたの戒めと定めと掟を守って何事も行うようにし、わたしが準備した宮を築かせてください。」 20 こうしてダビデが全会衆に、「あなたたちの神、主をほめたたえよ」と言うと、会衆は皆、先祖の神、主をほめたたえ、主の御前と王の前にひざまずいて拝した。 ソロモン王の即位 21 その翌日、彼らは主にいけにえをささげ、焼き尽くす献げ物をささげた。雄牛千頭、雄羊千匹、小羊千匹、それにぶどう酒の献げ物もささげ、全イスラエルのために多くのいけにえをささげた。 22 その日、彼らは主の御前で大いに喜び祝って食べて飲み、ダビデの子ソロモンを改めて王と宣言し、油を注いで主のものとし君主とした。また、ツァドクを祭司とした。 23 ソロモンは主の王座につき、父ダビデに代わって王となった。彼は栄え、全イスラエルが彼に従った。 24 すべての将軍と勇士、ダビデ王のすべての王子がソロモン王に服従を誓って手を差し出した。 25 主はソロモンを全イスラエルの目の前にこの上もなく偉大な者とされ、かつてイスラエルに君臨したどの王にも見られなかった王者の威厳を帯びる者とされた。 26 エッサイの子ダビデは全イスラエルの王となった。 […]
列王記下 1
エリヤとイスラエルの王アハズヤ 1 アハブの死後、モアブはイスラエルに反旗を翻した。 2 アハズヤはサマリアで屋上の部屋の欄干から落ちて病気になり、使者を送り出して、「エクロンの神バアル・ゼブブのところに行き、この病気が治るかどうか尋ねよ」と命じた。 3 一方、主の御使いはティシュベ人エリヤにこう告げた。「立て、上って行ってサマリアの王の使者に会って言え。『あなたたちはエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねようとして出かけているが、イスラエルには神がいないとでも言うのか。 4 それゆえ主はこう言われる。あなたは上った寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。』」エリヤは出て行った。 5 使者たちが帰って来たので、アハズヤは、「お前たちはなぜ帰って来たのか」と尋ねた。 6 彼らは答えた。「一人の人がわたしたちに会いに上って来て、こう言いました。『あなたたちを遣わした王のもとに帰って告げよ。主はこう言われる。あなたはエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねようとして人を遣わすが、イスラエルには神がいないとでも言うのか。それゆえ、あなたは上った寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ』と。」 7 アハズヤは、「お前たちに会いに上って来て、そのようなことを告げたのはどんな男か」と彼らに尋ねた。 8 「毛衣を着て、腰には革帯を締めていました」と彼らが答えると、アハズヤは、「それはティシュベ人エリヤだ」と言った。 9 アハズヤは五十人隊の長を、その部下五十人と共にエリヤのもとに遣わした。隊長がエリヤのもとに上って行くと、エリヤは山の頂に座っていた。隊長が、「神の人よ、王が、『降りて来なさい』と命じておられます」と言うと、 10 エリヤは五十人隊の長に答えて、「わたしが神の人であれば、天から火が降って来て、あなたと五十人の部下を焼き尽くすだろう」と言った。すると、天から火が降って来て、隊長と五十人の部下を焼き尽くした。 11 王は再びもう一人の五十人隊の長を、その部下五十人と共にエリヤのもとに遣わした。隊長が、「神の人よ、王が、『急いで降りて来なさい』と命じておられます」と言いかけると、 12 エリヤは彼らに答えて、「わたしが神の人であれば、天から火が降って来て、あなたと五十人の部下を焼き尽くすだろう」と言った。すると、天から神の火が降って来て、隊長と五十人の部下を焼き尽くした。 13 王は更に三人目の五十人隊の長とその部下五十人を遣わした。三人目の五十人隊の長は上って来て、エリヤの前にひざまずき、懇願して言った。「神の人よ、どうかわたしの命と、あなたの僕であるこの五十人の命を助けてください。 14 御覧のように、天から火が降って来て、先の二人の五十人隊の長と彼らの部下五十人を焼き尽くしました。どうか、わたしの命を助けてください。」 15 主の御使いがエリヤに、「彼と共に降りて行け。彼を恐れるには及ばない」と告げたので、エリヤは立ち上がって彼と共に王のところに降りて行って、 16 王にこう告げた。「主はこう言われる。『あなたはエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねようとして使者を遣わしたが、それはイスラエルにその言葉を求めることのできる神はいないということか。それゆえあなたは上った寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。』」 17 王はエリヤが告げた主の言葉どおりに死んで、ヨラムが彼に代わって王となった。それはユダの王、ヨシャファトの子ヨラムの治世第二年のことである。アハズヤには息子がなかったからである。 18 アハズヤの行った他の事績は、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/2KI/1-0cb81755c2fb8867db200d93ed7f594e.mp3?version_id=1819—
列王記下 2
エリヤ、天に上げられる 1 主が嵐を起こしてエリヤを天に上げられたときのことである。エリヤはエリシャを連れてギルガルを出た。 2 エリヤはエリシャに、「主はわたしをベテルにまでお遣わしになるが、あなたはここにとどまっていなさい」と言った。しかしエリシャは、「主は生きておられ、あなた御自身も生きておられます。わたしはあなたを離れません」と答えたので、二人はベテルに下って行った。 3 ベテルの預言者の仲間たちがエリシャのもとに出て来て、「主が今日、あなたの主人をあなたから取り去ろうとなさっているのを知っていますか」と問うと、エリシャは、「わたしも知っています。黙っていてください」と答えた。 4 エリヤは、「エリシャよ、主はわたしをエリコへお遣わしになるが、あなたはここにとどまっていなさい」と言った。しかしエリシャは、「主は生きておられ、あなた御自身も生きておられます。わたしはあなたを離れません」と答えたので、二人はエリコに来た。 5 エリコの預言者の仲間たちがエリシャに近づいて、「主が今日、あなたの主人をあなたから取り去ろうとなさっているのを知っていますか」と問うと、エリシャは、「わたしも知っています。黙っていてください」と答えた。 6 エリヤはエリシャに、「主はわたしをヨルダンへお遣わしになるが、あなたはここにとどまっていなさい」と言った。しかしエリシャは、「主は生きておられ、あなた御自身も生きておられます。わたしはあなたを離れません」と答えたので、彼らは二人で出かけて行った。 7 預言者の仲間五十人もついて行った。彼らは、ヨルダンのほとりに立ち止まったエリヤとエリシャを前にして、遠く離れて立ち止まった。 8 エリヤが外套を脱いで丸め、それで水を打つと、水が左右に分かれたので、彼ら二人は乾いた土の上を渡って行った。 9 渡り終わると、エリヤはエリシャに言った。「わたしがあなたのもとから取り去られる前に、あなたのために何をしようか。何なりと願いなさい。」エリシャは、「あなたの霊の二つの分をわたしに受け継がせてください」と言った。 10 エリヤは言った。「あなたはむずかしい願いをする。わたしがあなたのもとから取り去られるのをあなたが見れば、願いはかなえられる。もし見なければ、願いはかなえられない。」 11 彼らが話しながら歩き続けていると、見よ、火の戦車が火の馬に引かれて現れ、二人の間を分けた。エリヤは嵐の中を天に上って行った。 12 エリシャはこれを見て、「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と叫んだが、もうエリヤは見えなかった。エリシャは自分の衣をつかんで二つに引き裂いた。 13 エリヤの着ていた外套が落ちて来たので、彼はそれを拾い、ヨルダンの岸辺に引き返して立ち、 14 落ちて来たエリヤの外套を取って、それで水を打ち、「エリヤの神、主はどこにおられますか」と言った。エリシャが水を打つと、水は左右に分かれ、彼は渡ることができた。 15 エリコの預言者の仲間たちは目の前で彼を見て、「エリヤの霊がエリシャの上にとどまっている」と言い、彼を迎えに行って、その前で地にひれ伏した。 16 彼らはエリシャに言った。「御覧ください。僕たちのところに五十人の戦士がいます。彼らにあなたの主人を捜しに行かせてください。主の霊は彼を運び去り、どこかの山か谷に投げ落としたかもしれません。」しかしエリシャは、「行かせてはならない」と答えた。 17 彼らがあまりにもしつこく願ったので、「行かせなさい」と言うと、彼らは五十人を送り出して三日間エリヤを捜させたが、見つけることができず、 18 エリコにいるエリシャのもとに帰って来た。エリシャは、「行くなと言ったではないか」と言った。 エリシャの二つの奇跡 19 この町の人々はエリシャのところに来て、「御覧のように、この町は住むには良いのですが、水が悪く、土地は不毛です」と訴えた。 20 彼は、「新しい器を持って来て、それに塩を入れなさい」と命じた。人々が持って来ると、 21 彼は水の源に出かけて行って塩を投げ込み、「主はこう言われる。『わたしはこの水を清めた。もはやここから死も不毛も起こらない』」と言った。 22 エリシャの告げた言葉のとおり、水は清くなって今日に至っている。 23 エリシャはそこからベテルに上った。彼が道を上って行くと、町から小さい子供たちが出て来て彼を嘲り、「はげ頭、上って行け。はげ頭、上って行け」と言った。 24 エリシャが振り向いてにらみつけ、主の名によって彼らを呪うと、森の中から二頭の熊が現れ、子供たちのうちの四十二人を引き裂いた。 25 エリシャはそこからカルメル山に行き、そこからサマリアに帰った。 —https://cdn-youversionapi.global.ssl.fastly.net/audio-bible-youversionapi/531/32k/2KI/2-21d05c54149d97cfe70646cec0a4c1ca.mp3?version_id=1819—